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FLEXISPOTおすすめ天板と選び方。家具設計15年の筆者が材質別に紹介します。

FLEXISPOTの電動昇降デスクが人気を集める理由の一つは、脚フレームのみで購入できる点。純正天板にこだわらず、他のショップで購入したり、DIYで自分だけの天板を作ることも可能です。

しかし、天板の選び方次第でデスクの見た目や使い心地が大きく変わるため、選択は慎重にしたいもの。耐久性が高く、デザイン性に優れ、さらにあなたの予算に合った天板はどれなのか?

「何を基準に選べば良いのか?」「おすすめの天板は?」そんな疑問をお持ちのあなたに向けて、この記事ではFLEXISPOTにぴったりな天板を徹底解説します。これを読めば、理想のワークスペースが一歩近づくはずです!

スタスタ

建材・家具設計15年の筆者が、FLEXISPOTにおすすめの天板を紹介します。

この記事を書いた人
スタスタ
  • 「スタンディングデスクをスタンダードに」がモットー
  • 建材、家具の設計15年のアラフォー技術者
  • 睡眠4時間の残業まみれの生活からの脱出に成功
  • 仕事の効率を高めてくれたスタンディングデスクの情報を発信中

X(旧twitter)でも情報発信中。お得情報や活用方法を知りたい人はフォローしてね⇒@sutasutadesk

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FLEXISPOTの天板の選び方

おすすめ商品を紹介する前に、まずは天板選びで重要な3つの項目について解説します。

  1. 純正品と自己調達
  2. 材質別の特徴
  3. サイズ

純正品と自己調達(他社品・DIY)

ですくん

FLEXISPOT純正の天板にすべきか、自分で調達するべきか悩ましい・・・

スタスタ

純正品と自己調達の「メリット・デメリット」と「どんな人向けなのか」紹介しますね。

純正品のメリット・デメリット

  • 品質が安定している
    メーカーの品質管理のもと製造されているため、不具合が少ない。不具合があった場合もアフターサポートや保証を受けられる。
  • セールで安く購入できる
    純正天板はセール対象外になりやすいが、毎月11に開催される公式サイトの会員の日セールでは天板も11%OFFとリーズナブルに購入できる。
  • 下穴付きなので、組み立てが簡単
    純正品の天板にはフレームに合わせた主要な位置には下穴があるため、取り付けが簡単。迷うことなく組み立てができ、失敗のリスクが低い。
  • 天然木に比べて質感が劣る
    売れ筋商品である「メラミン」や「CR1407」は、特殊印刷シートで木目を再現した製品のため、見た目と質感は本物の木材にくらべて劣る。
純正品はこんな人におすすめ
  • コスパを重視する人
  • 保証やサービスを求める人
  • メンテナンス性を重要と考える

自己調達のメリットデメリット

  • カスタマイズの自由度が高い
    予算に応じた選択肢が豊富。ホームセンターで安価に材料を購入しDIYしたり、こだわりのカスタムオーダーも可能。素材・サイズ・形状・仕上げを自由に選ぶことができます。
  • 質感が高い天板が作れる
    天然木の天板は見た目、質感ともに印刷物とは比べ物にならないほど優れている。
  • 手間がかかる
    自分だけのユニークなデスクを実現できる反面、その分、価格と手間のコストがかかる。
  • 傷や汚れに弱い
    工業製品化された純正品の天板に比べ、自己調達品はキズが付きやすく、汚れもふき取りにくいが一般的
自己調達はこんな人におすすめ
  • デザインにこだわりのある人
  • DIYを楽しみたい人
  • 特定のサイズや形状が必要な人

最初は純正品の天板を購入した後、天然木の天板にアップグレードするのもアリですd(^_^o)

材質別の特徴を知る

つくえちゃん

天板にはどんな種類の素材があるのか教えて。

スタスタ

材質選びは天板選びの9割を占めるといっても過言ではありません。素材別の特徴をまとめたので参考にしてしてくださいね。

  1. シート化粧板
    • メラミン
    • 合成樹脂シート
  2. 天然木
    • 突板
    • 無垢材
    • 集成材
  3. その他
    • レザー
    • リノリウム

シート化粧板

木目シート貼り繊維板

木材チップを押し固めた繊維板に、木目などが印刷された化粧材を貼り付けたボードを化粧板といいます。

化粧材には「メラミン」「合成樹脂シート」などがあり、それぞれ次のような特徴があります。

メラミン

メラミンは耐久性と清掃性に優れた素材で、天板に最適な特性を備えています。傷がつきにくく、汚れも簡単に拭き取ることができるため、飲食店のテーブルやカウンターにも多く使用されています。

性能に対し、価格もこなれているため最もコストパフォーマンスに優れた素材です。

非常に硬い素材なので立体的な形状で成形することが難しく、形状はシンプルなものに限定されます。その硬さ故にビスをうつ際はドリルで下穴をあける必要があります。

合成樹脂シート

合成樹脂シートは耐久性や清掃性の点でメラミンに劣るものの、価格がリーズナブルなため、コスト重視の方におすすめの素材です。

シートはフィルム状で柔軟性があるため、繊維板の形状に合わせて立体的な形状の成型することが可能です。そのため、後ほど紹介する「カーブ型」や「ラウンドエッジ」などの機能を持つ商品がラインナップされています。

その反面、フィルム状のシートなので傷には強くないというデメリットがあります。

合成樹脂シートには「オレフィン」や「塩ビ(PVC)」といった種類がありますが、性能はほぼ同じため気にする必要はありません。

天然木

集成材の天板

天然木は、その美しい木目や質感が最大の魅力。一つとして同じ模様がないため、独特の温かみと高級感があります。経年変化により風合いが増し、使うほどに愛着が湧く素材。

適切なメンテナンスが求められますが、その分、長く使い続けられる点も魅力。

ここでは製材方法による3つの天然木の材質を紹介します。

突板つきいた

木材を1〜2ミリ程度に薄く剥いだ木材を繊維板に貼り付けたものが突板貼り化粧板です。「表面は本物の木材でありつつ、体積の9割はリーズナブルな繊維板」というコスパに優れる天然木の天板を実現することができます。

次に紹介する天然木の集成材や無垢材と比べて重厚感に欠けるものの、しっかりと木材の質感を楽しむことができます。

集成材しゅうせいざい

集成材は2~3cm程度の棒状に小割りした木材を集積し、一つの大きな板にした木材。ゴムやアカシアといった小径の木材も板材に加工できるため、環境にもお財布にも優しい板材です。

ブロック状のパターンとなるので、自然な木目は楽しめないものの、化粧板や突板では感じることのできない木材の重厚感をしっかりと感じることができます。

初めて天然木の天板を選ぶのであればイチオシの板材です。

無垢材むくざい

無垢材は10〜20cmと幅広に切り出した木材を貼り合わせて成形された板材。

本来の木目をしっかりと楽しめるので、高級感にこだわるのであれば無垢材一択です。使い込むほど味わい深い経年変化を楽しむことができ、長く愛用できる素材として人気があります。

特にウォールナットは人気が高く、落ち着いたデスク周りのインテリアの方におすすめの樹種です。

スタスタ

紹介した製材方法の違い以外にも、木材には「針葉樹と広葉樹」、「板目と柾目」といった種類の違いがあります。詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事も参考にしてくださいね。

その他

先に紹介した木質系以外に「レザー(合皮)」「リノリウム」「無機材(ガラスや石材)」などの天板があります。木目とは異なる高級感があり、モダンな印象を与えるため、スタイリッシュなインテリアのお部屋におすすめです。

ガラス

ガラスはその透明感で、モダンで高級感のある外観が人気の素材。傷がつきにくく、汚れにくいため、長い間キレイなまま使い続けることができます。

一方で「光の反射が集中力の妨げになる」「クランプアームは使用不可」などのデメリットがあり、デスクとして使用するにはしっかり検討が必要な素材といえます。

FLEXISPOTではEG8というモデルがガラス天板でしたが、残念ながら2024年に廃番となってしまいました。

レザー(合皮)

レザー調天板は革の質感を再現した意匠が特徴で、温かみと高級感を空間にもたらします。

柔らかな触り心地と優雅な外観が魅力で、落ち着いたインテリアにぴったりの素材。本革と違い、耐水性や防汚性もあるため、メンテナンスにも優れた素材といえます。

リノリウム

リノリウム天板は、天然素材である亜麻仁油や木粉、石灰岩などを主成分とした環境に優しい素材。

耐久性があり、抗菌性や防汚性に優れ、メンテナンスが簡単です。また表面が柔らかく温かみがあり、衝撃吸収性もありますが、局所的な荷重に弱い特徴も持ちます。

モダンなインテリアにしたい方はここで紹介した素材以外にも、純正品メラミン天板に木目がない単色の天板があるので、そちらも検討してみても良いかもしれません。

スタスタ

ここまで紹介した素材の性能を、表で比較してまとめました。

材質おすすめ度価格※質感硬さ汚れにくさ重さ
メラミン
化粧板
(4.5 / 5.0)
16,500円普通9Hふき取り簡単普通
シート貼り
化粧板
(3.5 / 5.0)
3,990~
25,300円
普通4B~2Bふき取り安い普通
無垢・集成材
(広葉樹)
(4.0 / 5.0)
22,080
~54,000円
とても良いHふき取り安い※ウレタン塗装の場合重い
無垢・集成材
(針葉樹)
(3.5 / 5.0)
7,000
~27,570円
良い6B~4Bふき取り安い※ウレタン塗装の場合普通
リノリウム
(3.5 / 5.0)
66,000円良い4B~2Bふき取り安い普通
※価格は奥行70㎝×幅140㎝の場合
表面の硬さについて解説

床やテーブルといった水平に設置する部材には硬さが必要です。一般的な指標が「鉛筆硬度」。

鉛筆高度とは

硬さの異なる鉛筆でひっかいた時のキズの凹み具合を評価したもの。

6B<5B<…B<HB<F<H…8H<9H の順にキズや凹みがつきにくくなります。

スタスタ

天板の素材としてはH以上の鉛筆硬度がほしいところ。

とくに書き仕事が多い人は要チェック。 柔らかい素材の天板はボールペンで字を書いただけも表面に凹み痕が残ります。

我が家の無印良品のパイン材デスク。細かい傷がいっぱい

無垢材や集成材といった天然木については、鉛筆硬度だけでなく木材自体の硬さも重要です。

表面を塗装をしていても木材の硬さが違うと、凹みやすさがまったく異なります。

そんな無垢材や集成材の硬さの指標は比重。比重0.5以上の樹種を選ぶことをおすすめします。

汚れにくさについての解説

「汚れ」といっても種類はいろいろ。

  • 飲み物や食べ物(油、塩分)
  • 鉛筆(顔料)
  • インク(染料)
  • 手垢(オレイン酸)

さまざまな成分が天板を汚します。また、汚れをふき取るための水分やアルコールも変色をまねく原因となります。

そういった汚染源に対して変色せず、サッとふき取りがしやすい素材はメンテナンスが簡単で、キレイなまま長い間使いつづけることができます。

アイカ工業の技術資料マルトクショップで写真付きで分かりやすく紹介されています。

サイズの選び方

ですくん

天板サイズの選び方を教えてほしい。

スタスタ

部屋の大きさや予算に合わせて適切なサイズを購入したいですよね。幅と奥行の目安を紹介するので、参考にしてください。

幅について

160㎝以上とても大きいサイズ
さまざまな道具を多く広げても余裕がある。「物撮り」や「ピアノ鍵盤」など、特別な作業をする人におすすめ
140cm少し大きめのサイズ
マルチディスプレイにしたうえで、A3資料資料を広げられるスペースがある。
120cmスタンダードなサイズ
マルチディスプレイでも使用可能だが、A3資料を広げると手狭に感じる。
100cmコンパクトなサイズ
ノートパソコンのみで作業するには十分なサイズ
参照元:オフィスのギモンより

奥行について

70cmスタンダードなサイズ
マルチディスプレイ+A3資料を広げて作業する人
60cmすこし小さめなサイズ
マルチディスプレイでも大丈夫。A3資料を広げるにはすこし手狭
50cmコンパクトなサイズ
ノートパソコンのみで作業する人向け
参照元:オフィスのギモンより

文字情報だけだと分かりにくいと思うので、私のデスクの写真も紹介しますね。

私は建築建材関係の仕事をしているため、複数の図面や資料を広げて仕事をすることが多いのですが、幅120cm×奥行60cmでもそこそこ不便なく仕事ができています。

が、設置場所と予算に余裕があれば、幅140cmを購入したかったと少しばかり後悔しています(^_^;)

スタスタ

現在はキーボードスライダーを購入し、天板を広く利用できるようになり、快適になりました。

材質別FLEXISPOTおすすめ天板

ここでは前項で紹介した素材別に、おすすめ商品を紹介していきます。

シート化粧板

木目シート貼り繊維板

FLEXISPOT|メラミン化粧板

総合評価
( 4.5 )
メリット
  • カラーバリエーションが豊富
  • サイズも100〜160cmまで品揃え
  • 下穴があるので、組み立てが簡単
  • 毎月11日は11%OFF
デメリット
  • 質感は天然木と比べると劣る

FLEXISPOT純正のメラミン化粧板は最もポピュラーでおすすめの天板です。柄のバリエーションが豊富で7柄から選ぶことができます。※柄によってサイズ展開に違いあり

脚フレームとビスで固定する箇所には下穴があるので、組み立ても簡単。電動ドライバーを持っていない人にもおすすめです。

公式サイトでは、毎月11日に開催されるセールで11%OFFになるのでリーズナブルに購入できるのも嬉しいポイント。

スクロールできます
スクエア天板マホガニーメープル
ホワイト

ブラック

マーブルグレー

ホワイトウッド

グレイウッド
100×60×2.59,900円9,900円
120×60×2.513,200円13200円13200円13200円13200円13200円13200円
140×70×2.516,500円16500円16500円16500円
160×70×2.519,800円19800円19800円
121.9×76.2×2.513200円
購入者のレビューまとめ
  • ちょっと汚れてもすぐ拭くと取れるので心配してた汚れ目立ちは大丈夫そう
  • ブラックは指紋や汚れが目立つ
  • 手触りが滑らかで書き物に適している
スタスタ

迷ったらこれ!

FLEXISPOT|配線スリット付き天板

総合評価
( 3.5 )
メリット
  • 腕の当たりが良いラウンドエッジ加工
  • 配線スリット付き
  • 見た目も優しく、ナチュラルにインテリアに馴染む
デメリット
  • サイズが140×70cmのみ
  • 柄がウォールナットとオークの2色のみ

FLEXISPOT純正の「配線スリット付き天板」は合成樹脂シート貼り化粧板。

その特徴は前面になだらかな傾斜がついたラウンドエッジ形状。腕のあたりが柔らかく、自然な位置に手を置けるため、長時間の作業でも疲れにくく快適です。見た目も柔らかくなりナチュラル系のインテリアに馴染みやすいデザインといえます。

ただし基材のMDFは決して硬い素材ではないので、傷には注意が必要。キーボードでの作業がメインの人におすすめします。

カーブ型天板
ウォールナット

オーク
140×70×25,300円25,300円
購入者のレビューまとめ
  • 色や質感はしっかりとしている。
  • シートの貼り方が雑な箇所があった。
  • 発売したばかりの天板なので、レビューが少ないのが不安
スタスタ

amazonのレビューは「カーブ型天板」の評価も混在しているので要確認です。

IKEA|リンモン&ラグカプテン

総合評価
( 3 )
メリット
  • 1,990円という驚きの価格
  • サイズとカラーバリエーションが豊富
デメリット
  • 四周にしか芯材がないため、天板中央部にビスを打てない
  • クランプを使用する場合は、補強プレートも併用する必要がある
  • 運賃が高いのでIKEAの近くに住んでいる人におすすめ

できるだけ安く済ませたいという方におすすめの天板がIKEAの「リンモン」と「ラグカプテン」。いずれも合成樹脂シート貼り化粧板で、違いはサイズとカラバリのみ。仕様は同じ商品です。

その特徴は何と言っても1,990円〜5,990円という激安価格。ただしネットで購入すると送料が5,000円ほどかかってしまうので、IKEAに車で行ける人におすすめです。

リンモンラグカプテン
サイズ100×60cm120×60cm140×60cm
価格1,990円2,990円3,990〜5,990円
カラー4色5色5色

安い理由はその天板の構造にあります。一般的な天板は芯材が隙間なく詰まった「ベタ芯」を採用していますが、リンモンとラグカプテンは「フラッシュ構造」と呼ばれる方法で作られています。

フラッシュ構造とは、格子状に組んだフレームの両面に合板などを接着したパネルの製造方法。芯材がない部分にはハニカムコアを詰めて、ベコベコしないように作られています。

そのため足フレームの横ビームを固定する位置に芯材がないため、ビスがききません。両面テープも併用して天板を止める必要があります。

またクランプ式のモニターアームを使用すると面材が破れるというレビューもあります。クランプを使用する場合は補強プレートも併用しましょう。

化粧板は予算を抑えたい人におすすめ

天然木

マルトクショップ|カスタムオーダー

総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 豊富な樹種のラインナップ
  • カスタムが自由自在
  • クオリティの高い仕上がり
デメリット
  • 納期が長い
  • 選択肢が多すぎて、悩んでしまう

「デスクは大事な仕事道具」とクオリティにこだわりのある方は信頼できるプロに任せましょう。表面の仕上がりや細部の加工など、DIYでは難しい木材の良さを職人が最大限に引き出してくれます。

「そんな木材なんてどこで買えばいいの?」という方にはマルトクショップがおすすめ。

マルトクショップはネット販売で高い評価を得ており、40種類以上の樹種を取り扱い、細かいカスタマイズまでネットで完結。誰でも簡単に注目することができます。

つくえちゃん

でも木材の種類の選び方がわからない

ですくん

塗装とかコーナー加工のおすすめの設定が知りたい

という方のために、マルトクショップのオーダーする具体的な手順を解説した記事も作成しました。好評いただいている人気の記事なので、興味があれば読んでみてください。

KANADEMONO(かなでもの)

総合評価
( 4 )
メリット
  • 産地にこだわった国産の針葉樹が豊富
  • フリーサイズでオーダーが可能
  • クオリティの高い仕上がり
  • 納期が早い
デメリット
  • 180cm以下のサイズだと、マルトクに比べ割高
  • 広葉樹の品ぞろえが少ない

KANADEMONOかなでものは、シンプルで機能的な家具を提供するオンラインストア。オーダーメイドの天板やデスク脚が人気で、自由に組み合わせて自分だけのデスクを作成できます。

多くのガジェット系YouTuberがKANADEMONOからスギの天板を購入し、その質感や仕上がりを絶賛する動画を多くみかけます。

「マルトクショップとどちらがおすすめ?」という疑問に答えるため、詳しく比較した記事も作成しました。無垢材で悩んでいる方は必見です(^◇^)

IKEA|KARLBY(カールビー)

総合評価
( 3.5 )
メリット
  • 価格が安め
  • 重厚感がある厚み38mm
デメリット
  • サイズオーダーできないため、自分でカットする必要がある
  • 重いため搬入や組み立てが大変
  • 木口はテープ貼り

割安で天然木の天板が欲しい人はカールビーがおすすめ。人気のウォールナットとオークの突板貼り天板です。

厚みは38mmと重厚感は申し分ありませんが、木口(断面)がテープ貼り仕上げなのは少し残念なポイント。またサイズオーダーできないため、スペースに収まらない場合は自身でカットする必要があります。

KARLBY
ウォールナット

オーク
186×65×3.849,900円34,900円
259×65×3.867,900円49,900円

とはいえ、ウォールナット・オークの天然木天板が3.5〜5万円でゲットできるのは魅力的。壁の端から端まで大サイズで使用すれば、木口は見えないし、カットも不要。デメリットも無いに等しいといえます。

購入者のレビューまとめ
  • ウォルナット仕上げは非常に高級感があり、オフィスやリビングに置いてもインテリアにマッチする
  • 186cmのカールビーは、デュアルモニターやアクセサリを置いても十分なスペースがあり、作業効率が上がったと感じている
  • 天板が非常に重いため、取り扱いに苦労する
  • イチからオーダーしていないため「自分だけのデスク」という愛着は少ない

FLEXISPOT|Bamboo

総合評価
( 3 )
メリット
  • 地球環境にやさしい竹
  • 毎月11日は公式サイトで11%OFFで購入できる
デメリット
  • 厚みが薄く重厚感に欠ける
  • 竹の木目が特徴的なため、好き嫌いが分かれる

FLEXISPOT純正のBAMBOOはその名の通り、竹(バンブー)の天板。竹は成長が早く、繁殖力も高いことから、環境にやさしい素材としても注目を集めています。

竹は独特な木目なため、天板の素材としてはメジャーではありません。しかし重くて硬いという特徴があり、天板向きの素材といえます。IKEAでも多く採用されており、アジアンテイストだけでなく北欧風のインテリアにもマッチします。

BAMBOOには「スクエアタイプ」と「カーブ型」の2種類が品ぞろえされています。

カーブ型は手前が円弧状にくりぬかれた形状となっており、肘を脇に添えて作業することができます。立ち作業時に効果を発揮します。

立ち作業では足が疲れるため、多くの人は天板にもたれながら前傾姿勢で作業することが研究で明らかになっています。普通の長方形の天板だと身体の横に天板が無いため、肘を前に押し出して作業することになります。

一方、カーブ型天板は身体の横に天板があるため自然な肘の位置、つまり楽な姿勢で作業することができます。

スタスタ

電動昇降デスク「WAVEON」の商品説明のページがイラスト付きでわかりやすいです。

イメージ
スクエア

カーブ型
120×60×217,600円
140×70×220,900円26,400円
購入者のレビューまとめ
  • 通常の天板より薄いのもおしゃれに見えていい。
  • 天板がかなり硬いようでかなり馬力のある電動ドライバーでないとネジが入っていかないので、組み立てには少し苦労した。
  • 触り心地も良く高級感があってとても良いです。
  • スカスカではなく中までしっかり芯が詰まっています。値は張りましたが、竹製を選んで大正解でした。
  • 開封直後に竹の特有の臭いが気になるが、時間が経てば消える​
  • 竹天板が重いため、特に2階に運ぶ際などは1人での取り扱いが難しい

ホームセンターでDIY

最後に自分で天板を自作する場合も紹介します。

DIYで天板を作成する簡単な流れは以下の通り。

  1. 材料をホームセンターで購入する
  2. 好みのサイズにカットする
  3. 角部の面取り加工をする
  4. 表面をヤスリがけ
  5. 着色する
  6. 乾燥させる(何度か繰り返し)
  7. ニスを塗る

作成から完成までおよそ5日くらいかかります。材料費は7000円もあれば天板が作れるので、工具が揃っている人におすすめ。

YouTubeで天板の作り方を紹介している動画もたくさんあるので、初心者の方も安心です。

注意点

  • オイルフィニッシュだけだと水に弱い。耐水性を持たせるならニスも忘れずに
  • ホームセンターで手に入る木材は針葉樹がほとんど。テーブルの天板としては硬度が低いので、割り切りが重要。
こだわりがある人は天然木!

その他

FLEXISPOT|Leather

総合評価
( 2.5 )
メリット
  • シックな見た目で、落ち着いたインテリアにマッチする
  • メンテナンスが簡単
デメリット
  • 硬いもの、鋭利なものによる傷に弱い
  • 長期間の使用には向かない

FLEXISPOT純正のLEATHERは合皮素材で、高級感を演出できるアイテムです。リアルレザーのような美しい質感を持ちながら、耐久性とお手入れのしやすさが魅力。水や汚れに強く、メンテナンスも簡単です。

柔らかな触感で快適に作業でき、コストパフォーマンスも良好。実用性とデザイン性を兼ね備えた商品といえます。

ただし合皮は「長期間の使用で、剥がれやひび割れがある。」「柔らかい素材のため、鋭利な物による切り傷には弱い。」といったデメリットがあります。素材の特性を理解したうえで、購入することをおすすめします。

スタスタ

「傷や剥がれが心配だけど、レザーの質感は気になる」という人には、デスクマットとして合皮を使うのもおすすめ。傷がついても交換し安く、デスクをおしゃれに保護できて一石二鳥ですよ。

KANADEMONO|リノリウム

総合評価
( 3.5 )
メリット
  • しっとりとした手触り感が心地よい
  • 適度な弾性を持ち、書き物に良い
  • 汚れと傷に強い
デメリット
  • 長期間の局所的な荷重に弱い

リノリウム天板は木目の無い単色カラーでありながら、シンプルで洗練された印象を与え、ミニマルなインテリアorカラフルなアクセントとしても調和します。

その見た目の良さ以上に、購入者が絶賛する特徴は手触り感。「しっとりした柔らかい手触り」「文字を書くときのなめらかさは是非体験してほしい」など、リノリウムの魅力

デメリットは少し傷に注意が必要という点。すこし弾力性を持つ素材のため、凹みや削れのおそれがあります。局所的な荷重に弱いため、クランプ式のアイテムを使用する際は補強プレートを利用することをおすすめします。

購入者のレビューまとめ
  • しっとりとした質感が他素材にはないメリット。買ってよかった
  • 素晴らしい質感で惚れ惚れした
  • マットな質感で照明を反射しないので、気が散らずに作業しやすい
  • 天板で字を書くときのなめらかさは是非体験してほしい
  • 輸送で傷や打痕があったというレビューが散見される
最後にまとめです!

よくある質問

どの素材が一番耐久性がありますか?

メラミン化粧板が傷や汚れに強く、頭ひとつ抜けて優れています。

環境に優しい素材はどれですか?

FLEXISPOT純正のBANBOOの素材である竹は成長が早く、再生可能な素材として注目されています。

セールや割引キャンペーンはいつ開催されますか?

FLEXISPOTは各サイトで頻繁に開催されています。まとめた記事を作成しているので、こちらを参考にしてください。

またX(twitter)でもセール情報を発信しています。買い時のチャンスを見逃したくないかたはフォローおねがいします。→@sutasutadesk

天板にはどのような保証がついていますか?

FLEXISPOT純正天板には汚染・傷・破損について1年の保証がついています。※使用者起因によるもは免責

トラブルが合った場合、サポートはどのように対応してくれますか?

無償での製品交換をしてくれます。※交換が難しい場合は返金の場合あり

本記事で紹介した商品のメーカーの保証体制のリンクを掲載するので、詳細はこちらからご確認ください。

FLEXISPOT電動昇降デスクの天板まとめ

お疲れ様でした。最後に、本記事の内容をまとめます。

天板に必要な機能

純正品と自己調達
純正品はコスパ・保証・メンテナンス性を重視する人向け
自己調達はこだわりが強い・DIYが好き・特定のサイズが必要な人向け
材質の違い
化粧板・天然木・その他に大別できる。
材質別の特徴は下の比較表を参照
サイズの選び方
マルチディプレイで作業するのであれば幅140cm以上推奨。
紙の資料も広げるのであれば奥行は70cm以上がおすすめ。

材質別の性能比較表

材質おすすめ度価格※質感硬さ汚れにくさ重さ
メラミン
化粧板
(4.5 / 5.0)
16,500円普通9Hふき取り簡単普通
シート貼り
化粧板
(3.5 / 5.0)
3,990~
25,300円
普通4B~2Bふき取り安い普通
無垢・集成材
(広葉樹)
(4.0 / 5.0)
22,080
~54,000円
とても良いHふき取り安い※ウレタン塗装の場合重い
無垢・集成材
(針葉樹)
(3.5 / 5.0)
7,000
~27,570円
良い6B~4Bふき取り安い※ウレタン塗装の場合普通
リノリウム
(3.5 / 5.0)
66,000円良い4B~2Bふき取り安い普通
※価格は奥行70㎝×幅140㎝の場合

材質別のおすすめ商品

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