電動昇降デスクを販売するメーカー・ブランドを国内外から集めました。
在宅ワーク向けにスタンディングデスクを探している方に向けて、「会社概要」と「商品の特徴」と合わせてお届けします。
あなたにピッタリの掘り出し物も見つかるかも(^o^)
全部チェックしたいけど、調べるの面倒くさいなぁ
そんなあなたに代わって徹底調査したので、まとめて紹介します。
本記事では次のようにメーカーを分類しました。
- 国内オフィス家具メーカー
- 家具量販店
- デザイン特化ベンチャー
- ネット通販ブランド
- 中国メーカー
- 海外メーカー(英語圏)
各カテゴリーを「品質」と「価格」でポジショニングした表がこちら。
- 幅120cmの価格でマッピング
- 品質は「脚フレームが自社生産が」「会社規模」「日本語サポート」から独断でマッピング
私のおすすめメーカーはコクヨ・ダイシン工業・FLEXISPOTの3社です。
- 「スタンディングデスクをスタンダードに」がモットー
- 建材、家具の設計15年のアラフォー技術者
- 睡眠4時間の残業まみれの生活からの脱出に成功
- 仕事の効率を高めてくれたスタンディングデスクの情報を発信中
X(旧twitter)でも情報発信中。お得情報や活用方法を知りたい人はフォローしてね⇒@sutasutadesk
国内オフィス家具メーカー(大規模オフィス向け)
- オフィス向けで頑丈な造り
- 豊富なバリエーション
- 高い信頼性
- 在宅ワーク向けとしてはオーバースペックで、不要な機能も多い
- 価格が15万円以上と高価
まずはオフィス家具メーカーから紹介します。
最大手は「コクヨ」「オカムラ」「イトーキ」の3社。これに「内田洋行」「稲葉製作所」と続きます。
各社のスタンディングデスクを1社ずつ紹介してしていきますね。
コクヨ|STANDSIT-W(スタンジットW)
オフィス家具市場シェアNo.1のコクヨからは、次の3シリーズの電動昇降デスクが販売されています。
- SEQUENCE(シークエンス)
高機能でサイズが豊富。オフィス向けで、価格は約13万円から。 - STANDSIT(スタンジット)
在宅ワーカー向け。1本脚で省スペース設計。価格は約10万円から - STANDSIT W(スタンジットダブル)
在宅ワーカー向け。2本脚で機能・サイズを絞ったうえで、価格を約5万円に抑えたシリーズ
注目すべきは2022年4月に発売されたSTANDSIT W。基本性能と機能を厳選し、価格を5万円ほどに抑えた在宅ワーカー向けのシリーズです。
- 安心の国内生産
- 昇降範囲は66.5~126.5cm
- サイズは4パターン(W100~140cm)
- 天板カラー3色/フレーム2色
- ミニマルデザインなリモコン
在宅ワーク向け電動昇降デスク選びのツボを押さえたスペックですね。
日本ではFLEXISPOT一強の状況が続いていますが、STANDSIT Wは有力なライバルになりそうな予感をさせてくれる商品。
あまりに気になったんのでSTANDSIT-WとFLEXISPOTを比較した記事も作成しました。
合わせて読みたい 【診断チャート付】STANDSIT-WとFLEXISPOTを徹底比較
オカムラ|Swift (スイフト)
「シルフィー」「コンテッサ セコンダ」「バロン」といった名作チェアを生み出してきたオカムラ。(ちなみに私はシルフィーとLeap v2で最後まで悩みました。)
そんなオカムラからは次の8種類もの電動昇降デスクが販売されています。
- Swift(スイフト)
高機能でサイズが豊富なオフィス向け。価格は約20万円から。 - Swift Ⅳ(スイフト クアトロ)
従来の昇降デスクとは一線を画すリビングテーブルのようなデザイン。価格は約30万円から - Lives Swift(ライブス スイフト)
丸みを帯びたデザインとビビットな足フレーム。価格は約20万円から - Swift Lite(スイフトライト)
組み立てをラクにした在宅ワーカー向け商品。価格は約20万円から - Swift home(スイフトホーム)
在宅ワーク向けに棚や引き出しを付けたのウォールナット突板天板の商品。価格は約30万円から - REGAS(リーガス)
オフィス向け。天板に傾斜をつけられる。価格は約25万円から - PRECEDE(プリシード)
脚フレームにも木目をあしらったデザインのオフィス向けデスク。価格は35万円から - Liftio(リフティオ)
広々した天板の打ち合わせ用デスクの昇降タイプ。価格は23万円から
在宅ワーク向けの商品は「Swift Lite」と「Swift home」。いずれも価格は20万円オーバーと高価。
基本性能がSwiftと同様なので仕方ありませんね。
在宅ワーク向けにスペックと品ぞろえを絞った商品が発売されることを期待してます。
|toiro(トイロ)
3大オフィス家具メーカーで最後に紹介するのはITOKI。
イトーキからは3つのスタンディングデスクが販売されています。
①toiro(トイロ)
電動昇降デスクtoiro(トイロ)。
高機能・高耐久でカラフルなバックパネルが印象的な商品。オフィス向けの商品のため価格は20万円からとお高め。
②サリダ リフティングデスク
良コスパチェアで知られる「サリダ」の名を冠するガス圧式のコンパクトなスタンディングデスク。
チェアと同様、価格もリーズナブルで2.5万円程度。
- 電源不要のガス圧式
- 幅69cm×奥行47cmのコンパクト設計
- 天板の角度調整が可能
- 天板が折りたためる
- 色は3パターンから選択
設置スペースが限られていて、ノートPCのみで作業する人におすすめ
③UBIQ (ユビック)
1台3役をこなしてくれるUBIQ。
3サイズのデスクを組み合わせて使用することで、いろいろな姿勢で作業することができるアイデア商品。
- Lデスク(立ち作業用)
- Mデスク(座り作業用)
- Sデスク(チェア orお子様用)
の3点セット。
特徴は次のとおり。
- LデスクとM・Sデスクはバラバラに購入も可能
- カラーは2パターン
- スタックすると省スペース
- ミニマルでオシャレなデザイン
デザインも秀逸!
Sデスクは子どものお絵描き机としても使えます。
内田洋行|OPERNA2(オペルナ2)
知らない方も多いかもしれませんが、内田洋行は先の3社に次ぐシェアを誇るメーカー。UCHIDAと表記されることもあります。
内田洋行の電動昇降デスクはOPERNA2。
オフィス向けの商品なので高機能・高耐久、価格は20万円からと高価です。
オフィス家具には珍しく、天然木の天板も品ぞろえされています。
イナバ|Novie2(ノヴィ2)
『100人乗っても大丈夫』でお馴染みのイナバ製作所。物置だけでなく、オフィス家具も製造しているメーカーです。
1961年からオフィスデスクの製造を開始しており、60年の歴史をもっています。
そんなイナバの電動昇降デスクが2017年に発売された「Novie」。そして2022年のスマホアプリ連動した「Novie2」が発売されています。
オフィス向け商品ということで、他オフィス家具メーカーと価格はほぼ横並びの192,610円(税込)。
PLUS|Work Move(ワークムーブ)
プラス株式会社はもともと文具・事務用品の卸会社。そこからオフィス家具の販売に業務を拡大し、自社工場を持つメーカーにまで発展を遂げた会社。
ちなみにオフィス用品通販サービスの『ASKUL』はもともとプラス株式会社の一事業部。
今では当たり前になった「1本の鉛筆でも翌日に届く」は、当時は衝撃でしたよね
プラスのスタンディングデスクは2種あります。
- WorkMove|電動昇降タイプ
- WorkLift|ガス圧昇降タイプ
どちらもオフィス向けの商品のため、高機能・高耐久の商品で価格は20万円台。他オフィス家具ブランドと遜色ない品ぞろえとなっています。
LION(ライオン)
ハミガキや洗剤でお馴染みの「ライオン㈱」ではなく、まったく別会社の「ライオン事務機㈱」。
創業1792年(寛政4年)と歴史が深い会社。(松平定信の寛政の改革の頃!)
ライオン事務機の電動昇降デスクはBe-fit。オフィス向けの商品なので、価格は20万円程度です。
イノウエ(井上金庫)
明治40年創業の老舗メーカーである井上金庫。
「金庫」という名称からお堅いイメージが湧きますが、商品はお洒落。
グレーやホワイトのイメージが強いオフィス向けデスクですが、井上金庫の商品は「黒」がメイン。シックでオフィスっぽさを払拭してくれるカラーリングが魅力です。ホームページも今風でおしゃれ。
しかも電動昇降式デスクは9万円台からと、他オフィス家具メーカーに比べてリーズナブルです。
弘益(KOEKI)
「私たち弘益はオフィス家具とホーム家具の総合商社でありメーカーです」とホームページにあるとおり、企画から製造、配送までを自社でおこなう企業。
スタンディングデスクはガス圧式が販売されています。
価格は11万円から。
国内オフィス家具メーカー(小規模オフィス向け)
- 高い信頼性
- 大手オフィス家具メーカーよりも価格は安め
- 選べるバリエーションが少ない
- ネット通販ブランドに比べると、価格は高め
ここで紹介するメーカーは、大手オフィス家具メーカーとは違い、小規模オフィス・個人オフィスがターゲット。
そのため機能や品揃えがスリム化され、価格もお手頃です。
とくにダイシン工業は脚フレームのみの販売もしており「天板は自由に選びたい。でもFLEXISPOTはアフターサポートが心配」と悩んでいる方におすすめのメーカーです。
サンワサプライ
サンワサプライはマウス・キーボードなどのPC周辺機器から、OAデスク・ラックなどの家具までも取り扱うパソコンサプライ製品メーカー。
『サンワダイレクト』という、同社が手掛ける通販サイト名で知る方も多いのでは。
その手広さはスタンディングデスクの品ぞろえでも見て取れます。
スタンディングデスクには5つの昇降タイプがあるのですが、全タイプを取り扱っているブランドは私が知る限りサンワサプライだけ。
- 固定式
- 手動式
- ガス圧式
- 電動式
- 卓上式
どれも高品質でリーズナブル。特に手動式スタンディングデスクはサンワサプライの商品がイチ押しです。
ダイシン工業
ダイシン工業は他社のデスク製造を請け負う「OEM製造」がメインだったメーカー。
しかし2020年からB to C事業に注力し始め、Amazonや楽天といったECサイトでオリジナル商品を販売しています。
そんなダイシン工業のスタンディングデスクの特徴は脚フレームのみで購入できる点。
他の国内メーカーは天板がセットの商品ばかり。他所で購入した天板にできません。
在宅向けスタンディングデスクで人気のFLEXISPOTが支持される理由の1つにも「脚フレームのみで購入できる点」が挙げられます。
天板フリーにしてしまうと「売り上げも小さくなる」「予想だにしない不具合リスク」など、メーカーにとっては不都合なことばかりなんですよね(;^ω^)
しかしそんなリスクを負ってでも、天板フリーはやる価値がある特徴。
オフィスにあるような味気ない天板のデスクなんて自宅に置きたくないですよね。インテリアにこだわりのある方なら尚更です
Garage(ガラージ)
Garageは前述のプラス株式会社が運営するブランド。
オンラインでオフィス家具やインテリアを販売するサイトを運営しています。プラス社の製品だけでなく、輸入家具やGarageオリジナル家具を取扱っています。
Garageオリジナルの電動昇降デスクも他は次のような特徴があり、他社ではあまり見ないデザイン。
- ペールグレー、ペールブルーの脚フレーム
- あえて合板断面を見せた天板
レンガやコンクリート、タイルといった素材の空間に合いそうなデザインですね。
価格も7万円台からと、他日本メーカーの中ではお手頃な価格設定です。
ボーダレス|FeAL(フィール)
BORDERLESSはErgohumanの特約店である株式会社OFIXが手掛けるブランド。「心を満たすデザイン」をコンセプトとしており、デザイン性に優れたアイテムを販売しています。
BODERLESSより
「デスクワークは、もっと自由でクリエイティブなものであってほしい」
このコンセプトにより生み出された電動昇降デスクがFeEL。
従来のオフィス家具というカテゴリにとらわれない独自のデザイン
家具量販店
- 実物を見て購入できる
- リーズナブルな価格
- 保証が良い
- バリエーションが少ない
『デスクを買おう』と思ったときに、まず思いつくのはニトリ・IKEA・無印良品といった家具量販店ですよね。
家具量販店のメリットは何と言っても実物を見て試すことができる点。
オフィス家具メーカーもショールームはありますが、大都市圏にしかありませんからね(;^ω^)
ニトリ
「お、ねだん以上。」でおなじみのニトリには2つのスタンディングデスクがあります。
- 手動式スタンディングデスク
- 幅120cm×奥行66cm
- 昇降範囲73~122cm
- 34900円(+送料3300円)
- 5年保証
- ガス圧式スタンディングデスク
- 幅120cm×奥行60cm
- 昇降範囲70~106cm
- 34900円(+送料3300円)
- 5年保証
電動昇降式がないのは残念ですが、ニトリは全国各地にあるので「誰でも現物を実際に触れられる」のがメリットですよね
IKEA(イケア)
IKEAはオフィスの昇降式デスク普及率が95%を超えているスウェーデンの企業。
普及率が高いだけあり、昇降式スタンディングデスクも機能が異なる4つのシリーズがあります。
シリーズ名 | TROTTEN | BEKANT | UPPSPEL | IDÅSEN |
---|---|---|---|---|
昇降方式 | 手動 | 電動 | 電動 | 電動 |
機能 | – | 上下のみ | メモリ機能付 | スマホ連動 |
価格 ※脚フレームのみ | 26,000円 | 44,000円 46,000円 | 80,000円 | 88,000円 |
天板120×70cm | 29,990円 | 52,990円 | 94,990円 | |
天板140×80cm | 89,990円 | |||
天板160×80cm | 34,990円 | 64,990円 | 99,990円 | |
天板180×80cm | 94,990円 | |||
昇降範囲 | 70~120cm | 63~123cm | 72~120cm | 59~124cm |
耐荷重 | 不明 | 70kg | 70kg | 75kg |
リンク | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら |
スマホ連動が10万円以下で購入できるのは魅力的。
東京インテリア|LIFT
全国各地に40店ほど展開する東京インテリア。
スタンディングデスクはオリジナル商品「LIFT」を販売しています。
- 68,000円(運賃別途 3000円)
- 電動昇降式(メモリー機能付き)
- 幅120cm×奥行60cm
- 昇降範囲 60~125cm
- 天板はメラミン素材
- ブラウン木目×黒フレーム
カラーバリエーションが1つしかないのは残念ですが、価格は国内ブランドとしてはお手頃。
デザイン特化ベンチャー
- メーカー品には無い圧倒的なデザイン性
- デスク周辺のオリジナルアイテムもラインナップ
- 価格が高い
- 脚フレームは購入品
「質感の高い無垢材天板」「ケーブル整理」などで付加価値を高めたスタンディングデスクが次の3社から販売されています。
WAAK°(ワアク)
WAAK°は在宅ワークに特化した家具ブランド。
代表取締役の酒見社長は家具の町、福岡県大川市生まれ。低迷していた家業をデザインでブランディングし、再建を果たしたすごい方。
WAAK°のスタンディングデスクの特徴
- 上質な無垢材天板(オーク、ウォールナット)
- 配線用スリット
- 手当たりが良いラウンドエッジ
- 幅120cm×奥行70cm
- 昇降範囲62~125cm
- 134,200円
2022年7月にはスマホ連動やサイズオーダーに対応したアップグレード版WAAKstanding Proも発売されました。
これは購買意欲をそそる!
PREDUCTS(プレダクツ)
PREDUCTSのスタンディングデスクの特徴
- 脚フレームはFLEXISPOTのE7
- 天板に4本のレールを埋込み
- ケーブル整理や引き出しなどの拡張が自由自在
- アタッチメントなどのアイテムが豊富
- ①METRO(メラミン、黒)②POLAR(メラミン、白)③FOREST(ゴム集成材、濃茶)の3タイプ
- 幅120×奥行70cm、幅140×奥行70cmの2サイズ
- 価格は138600円~
わたしたちは世の中にもっと沢山の「いい仕事」を生み出すための道具を作るメーカーです。
PREDUCTS
PREDUCTS代表の安藤 剛氏は6.1万人のtwitterフォロワー数を誇るUXデザイナー。
noteでは「デスクをすっきりさせるマガジン」を運営しており、デスク周りを整えたい人は必読です(^◇^)
2022年9月末から、FLEXISPOT公式サイトでもPREDUCTのPOLARを購入できるようになりました。
FLEXISPOT公式サイトでは「楽天リーベイツ」などのキャンペーンを利用できて、お得にゲットできますよ(*´ω`)
\ FLEXISPOT公式サイト /
KANADEMONO(かなでもの)
KANADEMONOは金物と木材の素材の調和にこだわったブランド。
「厳選された10種以上の天板」と「15以上の洗練された形状の脚フレーム」があり、自由に組み合わせることができます。
脚フレームの品ぞろえが豊富なKANADEMONO。しかし昇降式の脚フレームはさすがに持っておらず、FLEXISPOTのEF1の脚フレームに自ブランドの天板をセットにした商品が販売されています。
かなでもののスタンディングデスクの特徴
- 脚フレームはFLEXISPOTのEF1
- 天板はゴム集成材、スギ無垢材、リノリウムの3タイプ
- 幅100×160cmまで1cm単位でオーダー可能
- 奥行も65~80cmまで1cm単位でオーダー可能
- 価格は72,300円~
「かなでもの」はFLEXISPOT天板としてマルトクショップと並んで有名なショップ。
マルトクショップは「30種を超える樹種」「1mm単位のサイズオーダー」「用途に合わせた塗装」などカスタマイズが自由自在。
FLEXISPOTの脚フレームと組み合わせることで、リーズナブルにおしゃれなデスクを作ることができます。
COFO(コフォ)|COFO Desk Premium
COFOはクラウドファンディングのMakuakeで話題のブランド。第一弾のCOFO chairは総額2億円の応援購入を集めて大成功しました。。
そんなCOFOが新たなプロジェクトとして、電動式昇降デスク「COFO Desk Premium」を発売することが発表されました。
既存の電動式昇降デスクの良いところを凝縮したようなスペックで価格も10万円前後と、オフィスチェアと同様に大人気アイテムになる予感がプンプンしています。
特徴を1つだけ挙げると「天板裏がスチールプレート」という点。各種アイテムを好きな場所につけられ、レイアウトを何回でも変えることができます。
ほしいいいいいいいいい!
ネット通販ブランド
- 価格は安め
- 不具合があっても、日本語でサポートを受けられる
- 商品自体は中国ブランドから購入なので、品質はそれなり
- バリエーションは少ない
ネット通販ブランドは「自社企画の商品を中国の業者に製造委託」しています。
そのため製品の品質は中国メーカー同等。しかしサポートは日本人が窓口なのでトラブル時も安心です。
5万円を下回る商品も多いので「安さと安心を両立したい人」におすすめ。
タンスのゲン
楽天ショップオブザイヤーで、総合グランプリ常連のタンスのゲン。オリジナリティある自社企画のアイテムが人気のショップです。
スタンディングデスクは次の5タイプを品ぞろえしています。
- 固定式
- 回転式3way
- ガス圧式(1本脚)
- ガス圧式(2本脚)
- 電動昇降式
特に回転式3wayは他ブランドにはないアイデア商品ですよ
ちなみに価格は電動昇降タイプで約4万円。幅120×奥行60cmしかないのが残念ですが、デュアルモーターの機種としてはかなり安め。
山善
山善も「くらしのeショップ」として、楽天ショップオブザイヤー総合上位常連のブランド。(15年連続受賞中)
タンスのゲンにくらべて家電に強く、ホームセンターなどでも小型家電を販売しています。あなたのお宅にもきっと1つは山善の商品があるはず。(我が家はサーキュレーターとタコ焼き器が山善だった)
山善の電動昇降デスクの特徴はレアなサイズバリエーション。
幅100cm | 幅120cm | 幅140 cm | |
奥行50cm | 49,999円 | 53,999円 | 55,999円 |
奥行60cm | |||
奥行70cm | 53,999円 | 54,999円 | 58,999円 |
奥行50cmならば、1K暮らしの部屋にも設置しやすいですね(^◇^)
一般的な幅120×奥行60cmを捨て、あえてレアなサイズを品ぞろえするのは戦略的。ニッチなニーズを満たしてくれます。
アイリスオーヤマ
リンサークリーナーやサーキュレーター衣類除湿乾燥などヒット商品を連発しているアイリスオーヤマ。
しかしその本質は「低価格なのに高品質」という点。アイデアだけ良くても価格と品質が伴わないと支持されません。
そんなアイリスオーヤマのスタンディングデスクの概要は次の通り。
- 36,800円
- シングルモーター
- 幅120cm×奥行60cm
- 昇降範囲72~120cm
- メモリー機能無し
- 耐荷重50kg
悪くないけど、安くもない…よく言えば無難。悪く言えばパッとしない商品と言えます(-_-)
Bauhutte(バウヒュッテ)
Bauhutteはビーズ㈱が運営するブランド。同社が運営するブランドは、その分野で異彩を放つものばかり。
ビーズ㈱が運営するブランド
- DOD(アウトドア)
- DOPPELGANGER(バイク)
- BLITZER(ダーツ)
- Bauhutte(ゲーミング家具)
各ブランドともに遊び心にあふれた商品ばかり
ゲーミング家具ブランドであるBauhutteのスタンディングデスクの品ぞろえは次の通り。
- ストッパー式
- 卓上式
- 電動式(amazonのみ)
電動式の1番の特徴は51cmの高さまで下降する点。他メーカー品には無い特徴です。
これはゲーミングチェアの深いリクライニングに合わせた、いわば「寝る」姿勢を想定した高さ。
さすがゲーミング家具特化ブランド…
PYKES PEAK(パイクスピーク)
「Enjoy!Your Life」
Pykes Peak公式サイトより
PYKES PEAKは商品を見てるだけでワクワクするブランド。
2020年頃にできた若いブランドで、運営するFunStandard社も2015年に設立されたばかりの福岡県の会社。社長もとても若い。
その若さからか、先に紹介した通販ブランドと比べて、感性が高い商品が多いことが見て取れます。
スタンディングデスクも他メーカー品と異なり、リモコン天板一体型のミニマルなデザイン。(FLEXISPOTでいうと、EG8/EW8相当。)
シンプルなインテリアが好きな方におすすめです。
E-WIN
アメリカ、ヨーロッパでゲーミングチェアを販売してきたE-WIN。世界最大のゲーム見本市「E3」でも展示しています。
E-WINはスタンディングデスクも販売しており、その特徴は折りたたみ可能でストッパー式という点。
部屋が狭くて設置スペースに不安がある人におすすめ。
ストッパー式デメリットである「上げ下げしにくい」を克服した人気の商品です。
中国ブランド
- 圧倒的な安さ。2万円以下で買える商品もある
- バリエーションが豊富(※特にFLEXISPOT)
- 日本語サポートに不安が残る
価格だけならamazonにひしめく無名の中国ブランドが最安であることは間違いありません。
しかし無名の中国ブランドはやらせレビューの粗悪品も多いのも事実。
しかし、そんな中でも真っ当にビジネスに向き合っているメーカーもあります。
本記事ではまともなブランドだけを厳選して紹介します。
FLEXISPOT
「スタンディングデスクと言えばFLEXISPOT」と言われるほど、日本で最も有名なブランド。私も同社のEF1を愛用しています。
海外(特にアメリカ)でも人気があり「価格と品質のバランスが良い」と評価されています。(※次項の「海外メーカー」人気ランキングでも5位に入っている。)
人気の理由をさらに書き出すと次の通り。
- 圧倒的な品揃え
- 他所の天板でもOK
- 価格もお手頃
- 口コミが豊富
- セール時の割引率が高い
他社を圧倒している品ぞろえに、次々と発売される新製品。FLEXISPOTのスタンディングデスクに対する本気度が違うことがうかがえます。
FLEXISPOTは公式サイトと大手通販サイトで頻繁にセールをおこなっています。
各サイトの最新価格をまとめたFLEXISPO全モデル比較の記事を参考にしてもらえれば、チャンスを見逃さないですよ。
SANODESK
SANODESKは、FLEXISPOTの通販サイト用ブランド。
FLEXISPOTも日本では実店舗がないので、実質はFLEXISPOTの廉価版ブランド。
脚フレームが細かったり、天板が薄くして価格を抑えられたスペックになっています。
前述の「FLEXISPOT全モデル比較」の記事でも紹介しているので、合わせて検討してみてくださいね。
MaidEsite
Amazon中国ブランドの一斉サクラチェックした際に見つけたMaidEsite。一番の掘り出しブランドでした。
- 価格はFLEXISPOTより安い
- シングルモーター✕3段脚もある
- 米Amazonでも販売
- amazons choiceにも選ばれている
品揃えが少ない、日本法人が無いといったデメリットもありますが、安くスタンディングデスクを購入したい人におすすめ。
RELAXWORK
RELAXWORKはサクラ度0%の合格判定に加えて、レビュー件数も100件以上で評価は4.6と、実績・評判ともにイイ感じ。
ただし天板は次のようなマイナス評価。
- 前後で分割されているた
- メラミンではない(塩ビと思われる)
- 厚みが薄い
セール時は20000円を下回る場合もあるので、極限まで安くしたい人は要チェックです。
Fenge
Fengeはsomleというストアが運営するブランド。
同ストアはテレビやモニター台を多く手掛ける FITUEYESというブランドも取り扱っており、不正レビューストアが一掃された米amazonでも販売しており評価も上々です。
Fengeの電動昇降デスクの特徴はサイドバー。左右の足を繋くことで横揺れに強くなっています。
サイドバーは足に当たって邪魔と感じる人も多いですが、揺れが大きくなる書き作業をする人にはおすすめです。
Fezibo
海外のサイトやYouTubeで頻繫に登場するFezibo。日本amazonのクチコミも海外からのレビューばかり。
そのレビューの多くは「揺れや昇降スピードなど難点はあるが、200ドル以下で買えるのはスゴイHAHAHA」という内容。
こだわりが少なく、極限まで安く済ませたい方におすすめです。
海外メーカー(英語圏)
- 日本よりも普及が進んでいる欧米での実績がある
- サイズや天板の種類が豊富(※UPLIFT)
- 輸送費に数万円かかる
- 納期も1~2か月以上かかる
- 不具合時には英語で連絡が必要
海外メーカーすべて紹介していてはキリがありません。
そのため本記事では「登録者数1万人以上のガジェット系YouTuber50人(英語圏)」を調査し、使用者数が多い上位5メーカーを紹介します。
ガジェット系YouTuber(英語圏)に人気のスタンディングデスク
- 1位|ergonofis(10人)
- 2位|UPLIFT(8人)
- 3位|autonomous(7人)
- 3位|fully jarvis(7人)
- 5位|FLEXISPOT(6人)
- その他(12人)
※FLEXISPOTは前項の「中国系メーカー」で紹介したので、そちらを参考にしてくださいね。
海外勢は8~9割の人がスタンディングデスクを使っていることにも驚きました。
ergonofis|sway desk
ergonofisは2015年に設立されたばかりのカナダのメーカー。
似たり寄ったりの商品が多かったスタンディングデスク市場に、美しい見た目と機能を兼ね備えた商品が受け入れられ、人気に火が付いてます。
特徴は次の通り。
- 豊富な森林資源を持つカナダ産の木材(特にメープルが有名)
- 上質な木材を最大限に活かした天板
- 天板に埋め込まれたスマートなリモコン
- 頑丈で揺れにくい脚フレーム
- 収益の1%を環境活動団体に寄付
価格は$2,195(約30万円)と高価ですが、とにかく木材の美しさが際立っており、見栄えがするのでergonofisだと一目でわかるほど。
YouTuberに支持されるのも納得です。
UPLIFT|v2 Commercial
「Best Standing Desk」とランキング形式の記事や動画で、1位で紹介されることが多いUPLIFT。
UPLIFTの人気の理由は高いカスタマイズ性。
- 天板は24種類の材質から選択可能(ホワイトボードなんてものまである)
- 4種類の脚フレーム形状
- 脚のカラーは4色
- リモコンも6種類から選択可能
FLEXISPOTも高いカスタマイズ性で人気ですが、UPLIFTはそれ以上ですね。
オプションも豊富で、デスクの下につけられるハンモックなんてものもあります。
しかも価格は$599(約8万円)からと、比較的リーズナブル。
FLEXISPOTの上位互換というイメージの商品です
Fully|Jarrvis
UPLIFTに次いで、ランキング形式の記事におすすめとして紹介されることが多いFully。
スタンディングデスクの商品名がjarvisなので、Fully jarvisとセットで呼ばれることが多い。
カスタマイズ性はUPLIFTに及ばないものの、十分な品質がありながら価格は$50~100ほど割安なため、コスパが高いと人気のメーカーです。
Autonomous
Fullyと同率3位だったAutonomous。
ポジション的にはfullyと同様の「低価格」×「中品質」の高コスパブランド。fullyよりさらに$50ほど安いため、支持している人が多いメーカーです。
まとめ
国内外でスタンディングデスクを販売するメーカー・ブランドを30社ほど紹介しました。
在宅ワーカー向けで、個人的におすすめのメーカーは「コクヨ」「ダイシン工業」「FLEXISPOT」の3社。
価格・信頼性・拡張性のバランスが良い
とはいえ、デスクに求めるスペックは人それぞれ。
気になったメーカーがあれば、ぜひスタンディングデスクの購入を検討してみてください。
劇的ではありませんが、確実かつ持続的にあなたの仕事を効率化してくれるアイテムですよ(^◇^)
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