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失敗しないスタンディングデスクの選び方。チェックすべき2つのポイントとは?

おすすめのスタンディングデスクは?

ですくん

ガス圧式で十分

つくえちゃん

いや、絶対に電動式にするべき


とある商品レビューにて

ですくん

揺れが大きくて、集中できない

つくえちゃん

ぜんぜん揺れない。安定感バツグン

などなど、スタンディングデスクはレビューによって意見がバラバラ。

これでは何が本当かわからなくて、悩んじゃいますよね?

意見がバラバラなのには理由があります。それは作業環境が違うから

「どんな機器を使って、どんな作業をするのか?」これで評価が真逆になってしまっているケースが多く見受けられます。

そこで本記事ではスタンディングデスク大好きブロガーの私が「作業環境」にフォーカスをあてたスタンディングデスクの選び方を紹介します。

スタスタ

この記事を読めば「無駄に高い商品を買ってしまった」「こんなはずじゃなかった」なんて失敗を防ぐことができますよ。

スタンディングデスクは大きくわけて3タイプ(固定、昇降、卓上)、細かく分けると8タイプに分けられます。

それぞれのメリット・デメリットをまとめた表は次の通り。

タイプ価格帯
※W100~W120
サイズ揺れにくさ昇降のしやすさリンク

固定タイプ
10000~
15000円
奥行45~60㎝
幅80~140㎝
揺れにくい昇降不可詳細を見る


昇降タイプ
ストッパー式
20000~
25000円
奥行45㎝
幅60~120㎝
揺れやすい1人で昇降は難しい詳細を見る


昇降タイプ
ガス圧式 1本脚
16000~
43000円
奥行45~60㎝
幅60~90㎝
揺れやすい昇降も簡単※10kg以下であれば詳細を見る


昇降タイプ
ガス圧式 2本脚
30000~
40000円
奥行48~70㎝
幅90~140㎝
揺れにくい 昇降も簡単※10kg以下であれば 詳細を見る


昇降タイプ
手動式
22000~
33000円
奥行60~70㎝
幅100~160㎝
揺れにくい確実だが疲れる詳細を見る


昇降タイプ
電動式
35200~
200000円
奥行60~70㎝
幅100~210㎝
揺れにくいワンタッチでかんたん 詳細を見る


卓上タイプ
Xリンク式
10000~
20000円
奥行40~50㎝
幅60~90㎝
揺れやすい簡単 詳細を見る


卓上タイプ
折りたたみ式
5000~
7000円
揺れやすい簡単 詳細を見る
タイプ価格帯天板サイズ揺れにくさ昇降しやすさリンク
画像参照元:amazon
この記事を書いた人
スタスタ
  • 「スタンディングデスクをスタンダードに」がモットー
  • 建材、家具の設計15年のアラフォー技術者
  • 睡眠4時間の残業まみれの生活からの脱却に成功
  • 仕事の効率を高めてくれたスタンディングデスクの情報を発信中
クリックできる目次

スタンディングデスク選びでチェックすべき2つのポイント

デスク選びでは「デザイン」「天板スペック」「サイズ」など、チェックすべきポイントがたくさんあります。

しかし本記事では『スタンディングデスクならでは』のポイントに絞って解説します。

天板スペック、サイズなどは各タイプのおすすめ商品紹介記事の方で解説します

スタンディングデスクならではのチェックすべき2つのポイントはこちら。

スタンディングデスク選びでチェックすべき2つのポイント
  1. 昇降のしやすさ
  2. 揺れにくさ

この2つのチェックポイントを、あなたの作業環境を踏まえて大丈夫か確認しましょう。

あなたの作業環境
  • キーボード作業 or 書き作業 or それ以外
  • ノートPCのみ?それともマルチディスプレイ?
  • 紙資料を机に広げる機会は多い?

そうすることで、あなたにとって最高にコスパの良いスタンディングデスクを選ぶことができますよ。

スタスタ

それでは「昇降のしやすさ」「揺れにくさ」について解説していきますね。

昇降のしやすさ

せっかくのスタンディングデスク。「立ち作業」を積極的に活用していきたいですよね。

そのためには「昇降のしやすさ」が重要。

なぜなら、立ち作業は1時間につき15~30分ほど行うとよいと言われているからです。

実践するとわかりますが、30分なんてあっという間。

調整が大変なタイプを選ぶと、上げ下げが面倒になってしまい、ほぼ座りっぱなしになってしまいます。

そんな重要な「昇降のしやすさ」はデスクに機器や荷物をどれだけ載せるかを意識して選びましょう。

スタスタ

合計15㎏を超えるようであれば、電動式のタイプを選ぶのがおすすめ

揺れにくさ

スタンディングデスクのデメリットの1つに「デスクの揺れ」があります。

デスクを上昇させるほど、重心も高くなるため、どうしても不安定になってしまうんですよね。

次のようなデスクの揺れが発生しやすい環境にあてはまる人は、揺れにくいタイプのスタンディングデスクを選びましょう。

デスクが揺れやすくなる環境
  • 重量物をデスク上に置く
  • モニターアームを使う
  • 書き仕事(特に消しゴム)が多い
  • DTM(デスクトップミュージック)

揺れにくいタイプはデスク自体が重くなる傾向があります。1人暮らしの女性は搬入・組立時に苦労する場合もあるので、家族・友人の補助や組立サービスを活用しましょう。

デスク周辺機器の重さをまとめた記事も作成しました。

自分のデスクまわりアイテムの重さをざっくり知りたい方は参考にしてくださいね。

タイプ別に特徴を解説

スタンディングデスクは大きく分けると下記の3タイプに分類できます。

  1. 固定タイプ
  2. 昇降タイプ
  3. 卓上タイプ

上の固定タイプから順番に説明していきますね。

固定タイプ

メリット
  • 価格が安い
  • 故障リスクがない
デメリット
  • 昇降できない
  • 高さ1mの商品ばかり

固定タイプは文字通り上げ下げすることができないタイプ。

メインデスクにしてしまうと、ずっと立ち続けなければなりません。

立ち続けることは、座り続けるのと同様に効率・健康的にもNGです。

そのためサブデスクとして使用する、もしくはスタンディングチェアを利用するのがおすすめ。

また、固定タイプを選ぶ際の注意点は「机の高さが自分の身長に合っているか?」をよく確認することです。

机の高さ100cmの商品がほとんど。身長が170cm以下の人には少し高い寸法です。

身長170cm以下の人は厚底のリカバリーサンダルを履いて高さ調整する。

もしくは次に紹介する『昇降タイプのストッパー式』を選ぶのもアリ。価格が安く、机の高さを調整できちゃいます。

固定タイプまとめ
  • 立ち続けて作業するのはNG
  • サブデスクとして、もしくはスタンディングチェアと組み合わせて使うのがおすすめ
  • 高さ100㎝は身長170㎝以下の人には高すぎる。厚底のスリッパなどを活用しよう。

昇降タイプ

スタンディングデスクでもっともポピュラーな昇降タイプ。

昇降方式は大きく分けると4種類あり、特徴もさまざまです

  • ストッパー式
  • ガス圧式
  • 手動式
  • 電動式

ストッパー式

bauhutteのストッパー式
メリット
  • 価格が安め
  • コンパクトサイズ
デメリット
  • 天板に重量物があると、机の上げ下げが大変
  • 作業スペースが狭い

ストッパー式には天板の持ち上げをアシストする力がないため、手の力だけで机を上げ下げさせる必要があります。

そのため「大きい天板が必要」「マルチディスプレイなど重い荷物を置いて作業する」という人には不向きなタイプです。

しかし価格は2万円以下とリーズナブル。さらにコンパクトなサイズの商品が多いため、ノートPCのみで作業する人にはおすすめできるタイプともいえます。

机が軽く、上げ調整時は天板が揺れやすいので、書き作業がメインの人は避けるのが無難。

ストッパー式まとめ
  • 上げ下げのしやすさと、揺れやすさの問題があるのでノートPCのみで作業する人におすすめ
  • 設置スペースなどの問題で、コンパクトなデスクが良い人向け
  • 予算2万円以下で済ませることができる

ガス圧式

メリット
  • 上下調整しやすい
  • 電動昇降式に比べて割安
  • 電源が不要
デメリット
  • 経年で少しづつガスが漏れていく
  • 乗せる荷物の重さによって、上げ下げのしやすさが変わる

昇降のしやすさ

ガス圧式はオフィスチェアでお馴染みの機構。空気圧でアシストしてくれるので、簡単に天板を持ち上げることができます。

しかし天板を下げる時は、体重だけで調整できるオフィスチェアのようにはいきません。デスクの場合は体重に加え、多少の腕力も必要になります。

そのため身長が低い方力に自信が無い方には、天板をさげにくい機構と言えます。

また、ガス圧式には静止耐荷重とは別に昇降耐荷重というものがあります。

昇降耐荷重は「安定してガス圧で上げ下げできる耐荷重」。

多くの商品は10〜12kg。積載物がこの重さを超えるようであれば、次に紹介する手動式もしくは電動式を選びたいところ。

揺れにくさ

またガス圧式には「1本足」と「2本足」があり、使い勝手に違いがあります

足の本数
1本足

2本足
一般的なサイズ奥行50㎝
幅90㎝
奥行60~70㎝
幅100~120㎝
昇降のしやすさ上げ下げ簡単下げる時に力が必要
揺れやすさ揺れやすい揺れにくい
おすすめの作業携帯ノートPCのみで作業する人マルチディスプレイ
紙資料を広げる
ガス圧式の1本脚と2本脚の違い

ノートPCだけで作業するのであれば、1本脚タイプでも揺れはさほど気になりません。

モニターアームやマルチディスプレイ環境で作業する方には2本脚タイプがおすすめです。

ガス圧式のまとめ
  • 頻繫に上げ下げしたい人におすすめ
  • 機材や荷物をあまり載せない(12kg以下推奨)
  • 身長が低く、力に自信のない人は電動式がおすすめ
  • 揺れやすさは1本脚と2本脚で異なる。ノートPCのみなら1本脚もOK

手動式

メリット
  • 電動昇降式に比べ割安
  • 電源が不要
  • 荷物を多く載せても大丈夫
  • 広い作業スペース
デメリット
  • 上下調整が大変

手動式はハンドルをくるくる回して天板を上げ下げする機構。

先にデメリットを言ってしまうと、机の上げ下げが非常に大変な機構です。

30cm動かすだけでも30秒以上ハンドルを回し続けなくてはなりません。

その代わりガス圧式のような昇降耐荷重が無く、数10kgの荷物を置いても安定して上下に昇降させることができます。

脚自体が重く、しっかりした造りの商品が多いので、揺れにくいのもメリット。

どうしても電源が取れない場所に設置し、12kg以上の荷物を机に載せる場合におすすめのタイプ。

手動式まとめ
  • 机の上げ下げに時間も労力もかかる
  • しかし重い機材や荷物を多く載せる場合でも、安定して上げ下げはできる
  • 電源の確保が難しい場所に設置、かつ重い荷物を載せる人におすすめ

電動式

画像参照元:FLEXISPOT
メリット
  • ワンタッチで簡単に上げ下げできる
  • たくさん物を置いても大丈夫(70~100kg)
  • 広い作業スペース
デメリット
  • 価格が高め(他タイプに比べれば)
  • 電源が必要
  • 故障リスクがある

電動式は決まった高さに自動で昇降するので、頻繁に上げ下げしてもストレスゼロ。

腰痛持ちの方に圧倒的におすすめのタイプです。

耐荷重も70〜100kg程度あり、マルチディスプレイ環境の人も快適に使う事ができます。

「デスクが重くて、組み立てや搬入や模様替えの時が大変」というデメリットもありますが、それは一時的な問題。

その後も何百時間もそのデスクで作業することを考えれば、重さで得られる「揺れにくい」というメリットの方がはるかに大きいですよ。

また「価格が高い」というのも昔の話。今は3万円程度で買えるリーズナブルな商品も多く発売されています。

設置する場所(サイズや電源の確保)に問題がなければ、1番に候補に挙げるべきタイプ。

こんな人におすすめ!
  • 重い機材や荷物を多く載せる予定(15kg以上)
  • マルチディスプレイで作業している
  • 頻繫に上げ下げしたい
  • 長時間デスクワークする
  • 腰痛に悩んでいる

卓上タイプ

すでにデスクを持っている人におすすめなのが卓上タイプ。

既存のデスクに置くだけで簡単にスタンディングデスクとして使う事ができちゃいます。

足がX型になりアイロン台のような見た目の「Xリンク式」と、薄い板をパタパタと折り曲げるとノートPC台になる「折りたたみ式」があります。※呼称は私が勝手につけたものです

  • Xリンク式
  • 折りたたみ式

Xリンク式

メリット
  • 既存のデスクの上に設置できる
  • 安定的に昇降できる
  • 価格が安い
デメリット
  • デスクの見栄えが悪い
  • 資料を広げての作業には向いていない
  • 書き作業には向いていない

アイロン台のようの見た目のXリンク式は、ぱっと見は同じように見えても、下記のような機種があります。

  • コンパクトサイズ
  • マルチディスプレイ対応のゆったりサイズ
  • 持ち運びも可能な薄型タイプ
  • キーボードトレイ付きタイプ

高価な機種でも2万円以下と、他タイプに比べてリーズナブル。

いかつい見た目さえ許容できれば、非常にコスパの良いスタンディングデスクと言えます。

PC作業を想定して設計されているので、書き仕事には不向き。キーボード作業だけなので、必要十分な揺れにくさもあります。

こんな人におすすめ!
  • デスクをすでに持っている
  • PC作業がメイン
  • 頻繫に上げ下げさせたい

折りたたみ式

メリット
  • 外出先にも持ち運びできる
  • 折りたためば収納場所をとらない
デメリット
  • ノートPCにのみ対応
  • マウスもつかえない
  • 高さ調整ができない

折りたたみ式は、折り紙のようにパタパタと折り曲げることで、ノートPCを乗せることができる台に変形するタイプ。

格納時は薄い板状になるので、不使用時には置き場所にも困りません。

デメリットは使用する人を極端に選ぶこと。

  • ノートPCで作業する
  • マウスは使わない
  • 高さ調整できないので、机高さ×身長×商品高さがあっている必要がある

上の条件にマッチしたうえで自宅やオフィス、図書館やカフェといったさまざまな場所でも、立ち作業したい人におすすめのタイプです。

こんな人におすすめ!
  • デスクをすでに持っている
  • PC作業かつ、マウスを使わない人
  • 外出先でも立ち作業したい人

まとめ

スタンディングデスクならではの「上げ下げのしやすさ」と「揺れやすさ」に注目して、それぞれのタイプがどのような作業環境の人に向いているかまとめました。

最後に全タイプの特徴をまとめた表を紹介します。

タイプ価格帯
※W100~W120
サイズ揺れにくさ昇降のしやすさリンク

固定タイプ
10000~
15000円
奥行45~60㎝
幅80~140㎝
揺れにくい昇降不可詳細を見る


昇降タイプ
ストッパー式
20000~
25000円
奥行45㎝
幅60~120㎝
揺れやすい1人で昇降は難しい詳細を見る


昇降タイプ
ガス圧式 1本脚
16000~
43000円
奥行45~60㎝
幅60~90㎝
揺れやすい昇降も簡単※10kg以下であれば詳細を見る


昇降タイプ
ガス圧式 2本脚
30000~
40000円
奥行48~70㎝
幅90~140㎝
揺れにくい 昇降も簡単※10kg以下であれば 詳細を見る


昇降タイプ
手動式
22000~
33000円
奥行60~70㎝
幅100~160㎝
揺れにくい確実だが疲れる詳細を見る


昇降タイプ
電動式
35200~
200000円
奥行60~70㎝
幅100~210㎝
揺れにくいワンタッチでかんたん 詳細を見る


卓上タイプ
Xリンク式
10000~
20000円
奥行40~50㎝
幅60~90㎝
揺れやすい簡単 詳細を見る


卓上タイプ
折りたたみ式
5000~
7000円
揺れやすい簡単 詳細を見る
タイプ価格帯天板サイズ揺れにくさ昇降しやすさリンク
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スタスタ

各タイプのおすすめ商品記事もまとめているので、記事ができ次第アップしていきます

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