スタンディングデスクについて…
- 購入すべきか迷っている
- メリットを知りたい
- 効果を感じられるか心配
「スタンディングデスクを日本のスタンダードに」をコンセプトに本ブログを運営しているスタスタです。
スタンディングデスクは各メーカーから次のようなメリットが訴求されています。
- 身体への負担軽減
- 生産性アップ
- 運動不足予防
これだけでは具体的にどんな恩恵(ベネフィット)を得られるかわからないですよね?
そこで本記事ではスタンディングデスクのメリットを深堀りして、ベネフィットを発掘していきます。
スタンディングデスクを約2年使用した経験談を交えて紹介します。
- 「スタンディングデスクをスタンダードに」がモットー
- 建材、家具の設計15年のアラフォー技術者
- 睡眠4時間の残業まみれの生活からの脱出に成功
- 仕事の効率を高めてくれたスタンディングデスクの情報を発信中
X(旧twitter)でも情報発信中。お得情報や活用方法を知りたい人はフォローしてね⇒@sutasutadesk
機能・メリット・ベネフィットの違い
まず最初に、似て非なるもの「機能」「メリット」「ベネフィット」の違いを紹介します。
【機能】その製品・商品が出来ること
【メリット】機能がもたらす良くなる事
【ベネフィット】メリットで得られる成果
さらにベネフィットを深堀りした「明るい未来」を、真のベネフィット(リアルベネフィット)なんて言ったりします。
言葉の概念だけだと分かり難いですよね。ハサミを例にして表にまとめてみました。
分類 | 説明 | 例:ハサミ |
---|---|---|
機能 | 出来ること | 物を切る |
メリット | 良くなる事 | きれいに早くまっすぐ切れる |
ベネフィット | 得られる成果 | (だから)完成度の高い作品が作れる |
真のベネフィット | 明るい未来 | (だから)賞をもらえる。人から認められる |
「だから?」を繰り返し問いかけることで、メリットをベネフィットに昇華することができます。
本記事では上の要領で、スタンディングデスクのメリットをベネフィットに深堀りしていきます。
スタンディングデスクのメリットを深堀り
スタンディングデスクの機能は言うまでも無く「デスクが上下に昇降する」こと。この機能に対して得られるメリットは次の3つ。
- 立って仕事ができる
- 身長に合わせたデスク高さに調整できる
- デスクの下を広く使える
これらのメリットをベネフィットに深堀りしていきますね。
立って仕事ができる
立ち作業すると、腰痛が改善してモテる
腰痛が改善する
↓
動くのが苦じゃなくなる
↓
趣味の運動も存分に楽しめる
↓
体が引き締まりモテる
私がスタンディングデスクを購入した1番の理由は、腰痛を直したかったから。
腰痛は仕事の効率が悪くなるばかりでなく、プライベートも楽しめなくなります。子どもの遊び相手も、趣味のサイクリングも、家事でさえもすべてが億劫になりました。
オフィスチェアやストレッチでも解消しなかった私の腰痛。しかし、スタンディングデスクで立ち作業を織り交ぜることで腰痛が解消しました。
腰痛が解消した今では、趣味のサイクリングを存分に楽しんでいます。お陰で体重も70→65kgまで絞ることができ、奥さんにもお褒めの言葉をいただきました◎
気分転換できて人気者になる
気分転換できる
↓
思わぬアイデアが浮かぶ
↓
悩んでいたことが解決する
↓
ポジティブになり、人に好かれる
好かれる人ってどんな性格していますか?
きっと「いつも笑顔」「悪口を言わない」明るい人じゃないですか。誰だって、ため息ばかりついている人とは話をしたくないですよね。
しかし仕事で難関な問題があれば、誰だって悩んでしまいます。しかし、発想を変えた思わぬアイデアで解決した経験は誰にでもあるはず。
その「発想を変える」のに役立つアイテムがスタンディングデスク。立っている時と座っている時では、脳の活動領域が変わり、思わぬアイデアがと浮かびやすい言われています。
悩みは溜め込まず、どんどん解決し、ポジティブな性格でありたい(自戒)
眠気が飛んで金持ちになる
眠気が飛ぶ
↓
集中力が増し、ミスが減る
↓
周囲からの評価が上がる
↓
報酬(給料)が増える
ミスって厄介ですよね。「間違えた分の損失」だけではなく「修正する損失」のせいで、たった1つのミスで2~3倍の労力を支払うことになります。
しかもミスはミスを呼び、どんどんと被害が大きくなったりします。
そんなミスが発生しやすい状況は決まって集中力が無い時。ミスをゼロにすることは難しいですが、集中力を高めることで抑制することはできます。
そのためにも眠気を退散させてくれるスタンディングデスクは効果的なアイテム。
私は3日間の集中オンライン研修で、スタンディングデスクで眠気が飛ぶ効果を強く実感しました。(詳細は「FLEXISPOT EF1レビュー」の記事参照)
おかげで無事に昇格して、年収も100万円アップしました(責任も増えたけど…)
筋力が落ちないからご褒美がある
脚の筋力が落ちない
↓
基礎代謝が落ちない
↓
太りにくい体質になる
↓
自分へのご褒美で甘い物を食べてもOK
歳を重ねると太りやすくなる原因は基礎代謝の低下。次の通り40代は20代より基礎代謝が110kcalも低下します。
- 20代で1750kcal
- 30代で1695kcal
- 40代で1640kcal
たかが110kcalとは侮れません。40代になっても20代と同じ生活をしていると、2か月で1kg増えることになります。
基礎代謝を維持するために大切なことは、筋肉量を落とさないこと。筋肉は立ち仕事で増えはしませんが、低下の速度を緩めることはできます。
姿勢を切り替えるタイミングで軽いスクワットを組み合わせたりすることで、ずっと座りっぱなしの人に比べて太りにくい体質にすることができます。
太りにくい体質になれば、ずっと座りっぱなしの人よりも、自分へのご褒美で焼肉や甘い物を食べることもできますよ。
消費カロリーが大きいからイケオジになれる
座り作業より消費カロリーが大きい
↓
脂肪が燃焼される
↓
スッキリした体型に
↓
歳を重ねてもスッキリした体型に
座りっぱなしで、1日8時間ほど仕事するときの消費カロリーは639kcal。
これを「座り:6時間×立ち:2時間」とすると746kcalとなり、およそ100kcal/日ほど消費カロリーが多くなります。たった100kcalですが、年間200日働いたとしたら20,000kcal。体重でいえば2.8kgに相当します。
1日2時間立ち作業するだけで、年間約3㎏分のカロリーを消費できるなんてお得すぎますよね。
身長に合わせて高さを調整できる
理想的な姿勢を保てると娘に好かれる
身長に合わせた最適なデスク高に微調整できる
↓
理想的な姿勢をキープできる
↓
身体への負担が減る
↓
慢性的な体調不良が改善する
↓
休日も元気。子どもと公園で遊んでも疲れない
「スタンディングデスク」という名称から立ち作業に注目されがちですが、座った時もデスク高を微調整できるという見逃せないメリットがあります。
一般的なデスクは高さ調整ができないため、デスクに身体を合わせないといけません。しかしスタンディングデスクであれば、身体にデスクを合わせることができます。
つまり理想的な姿勢を保ちやすく、身体への負担を減らすことができます。しかも立ち作業もできるので、その効果はなおさらです。
慢性的な「肩こり」「腰痛」「足のむくみ」が和らぎ、休日も元気。全力で子どもと公園で遊ぶこともできます。。
子どもも使えると、デスクが充実する
自分だけでなく、子どもも使える
↓
デスクを共有できる
↓
お金を節約できる
↓
浮いたお金でデスクを増強できる
スタンディングデスクの中にはデスク高さを60cm以下まで下げられるモデルがあります。
デスク高さ60cmは小学4~6年生(身長140cm程度)に適切な高さ。通常はデスク高さ70cm程度で親が使い、子どもが使うときは高さ60cmとして、デスクを共有することができます。
いずれは子ども専用のデスクを購入する必要はありますが、買い替える必要がなくなります。
浮いたお金で自分のデスク周辺機器に投資して、さらに快適にしちゃいましょう。
デスクを上昇できる
イスをデスク下に格納できると、心も体も健康になる
イスをデスク下に格納できる
↓
部屋を広く使える
↓
家事や筋トレがノンストレス
↓
心も体も健康になる
「デスクを上げれば、イスをデスクの下にしまえる」…しょうもないメリットと思いますか?実は、狭い部屋にデスクを置かざるを得ない人にとって見逃せないメリットなんです。
私は3LDKマンション住みで子どもが2人いるので、書斎なんてものありません。リビング横の5畳の部屋の隅にチョコンとスタンディングデスクを設置しています。
ただでさえ狭いのにデスクとイスを設置すると、窮屈な動線になってしまいます。
しかしイスをデスクの下にしまえるだけで、筋トレや家事をするのに十分なスペースを確保することができます。スペースが広くなるだけで、気持ちのゆとりも広くなります。
人もデスクの下に入れると、デスクが充実する
人もデスクの下に入りやすい
↓
配線の整理が簡単
↓
気軽にPC環境を改善できる
↓
理想のデスク環境が整いやすい
最新PCへの変更、モニター増設、モニターアームの導入などなど、デスクまわりの整備は終わりがありません。
普通のデスクだと、新しいガジェットを購入するたびに発生する配線まわりの整理やセッティングが超面倒。狭いスペースに潜り込み、無理な姿勢で作業する…想像するだけで嫌になります。
しかしスタンディングデスクだと、デスクを上昇させれば悠々とデスク下に入れるので、作業も楽チン。ガジェットの導入の面倒さを感じなくなります。
設備の導入はお金こそかかりますが、スキル習得と違って時間もかからず、投資した分だけ手っ取り早く効率が上がります。
そんな設備導入の土台となるのが、まさにスタンディングデスクという訳です
デメリットはないのか?
スタンディングデスクを導入することで得られるメリット、ベネフィットをまとめました。
「逆にデメリットはないの?」と思われますよね。もちろん次のようなデメリットがあります。
- お金がかかる
- 立ち作業は疲れる
- 組立が大変
- 故障リスクがある
しかしこれらは些細な問題。メリットで得られるベネフィットの方がはるかに大きいです。
お金がかかる
スタンディングデスクは普通のデスクよりも高く、初期投資がかかります。しかし本記事で紹介したようなメリットがあり、投資した分の回収なんて余裕です。
ましてや人気のFLEXISPOTは、しょっちゅう20%OFFのセールをしており、5年ほど前は10万円以上が当たり前だった電動昇降デスクが、今では3万円でも買えます。
開催中のセール情報を反映した「FLEXISPOT全種類比較」の記事もあるので参考にしてください。
立ち作業は疲れる
スタンディングデスクを使い始めたばかりだと、5分も立ち作業をするとすぐに疲れてしまいます。
しかし、立ち作業をラクにする方法はあります。ちょっとの工夫で
組み立てが大変
スタンディングデスク(特に電動昇降タイプ)を購入した人が、口を揃えて言うことが「組立が大変だった」ということ。立って作業した際に、揺れにくいように重く頑丈に作られているんですよね(;^ω^)
- 電動ドライバーを準備する
- 2人で組立する
これだけ劇的に組立は楽になります。
しかし組立時間なんて、長くても2時間程度。その後、何千時間も使うことを考えれば0.1%にも満たない時間です。後々の明るい未来を想像して、楽しみながら組立しましょう。
故障リスクがある
「上下に昇降する」という機構がある以上、普通のデスクよりも故障するリスクが高いといえます。
確かに不良品に当たってしまった時は落ち込みますが、現在は状況が良くなってきています。
国内最大手メーカーのコクヨから、5万円台の電動昇降デスクSTANDSIT-Wが発売され、これに対抗してFLEXISPOTが保証を2年から5年に延長したりと、企業間の競争でエンドユーザーには嬉しい状況。
昔より安心して電動昇降デスクが購入できるようになっています。
まとめ
スタンディングデスクがもたらす明るい未来(ベネフィット)を、私の体験談を交えてまとめてみました。
最後にザっと振り返ってみましょう。
立って作業できるから…
メリット | だから? | だから? | だから?(ベネフィット) |
---|---|---|---|
腰痛が改善する | 日常生活も充実する | 趣味の運動も存分に楽しめる | 身体が引き締まりモテる |
気分転換できる | 思わぬアイデアが浮かぶ | 悩んでいた事が解決する | ポジティブな性格になり、人が集まる |
眠気が飛ぶ | ミスが減る | 手戻りが無くなり効率が上がる | 仕事の評価が上昇し、生涯賃金が大きくなる |
脚の筋力が落ちない | 基礎代謝が上がる | 太りにくい体質になる | 適度に好きな甘いものを食べても大丈夫 |
消費カロリーが大きい | 肥満抑制になる | 将来的な健康リスクを回避できる | 年を重ねても人生を楽しめる |
身長に合わせて高さ調整できるから…
メリット | だから? | だから? | だから?(ベネフィット) |
---|---|---|---|
理想的な姿勢を保てる | 身体への負担が減る | 慢性的な体調不良が改善する | 休日も元気。子どもと公園で遊んでも疲れない |
子どもも大人も使える | デスクを共有できる | お金を節約できる | 浮いたお金でデスクを増強できる |
身長に合わせて高さ調整できるから…
メリット | だから? | だから? | だから?(ベネフィット) |
---|---|---|---|
イスをデスク下に格納できる | 部屋を広く使える | 気持ちよく家事や筋トレができる | 心も体も健康になる |
人もデスクの下に入りやすい | 配線の整理が簡単 | 気軽にPC環境を改善できる | 理想のデスク環境が整う |
デメリットもあるが…
- お金がかかる
⇒ラクに回収できる。とくにFLEXISPOTはセールで安く買える。 - 立ち作業は疲れる
⇒ラクにする方法、アイテムがある。 - 組立が大変
⇒電動ドライバーがあり、2人で組み立てれば簡単。最近は組み立てサービスもある - 故障リスクがある
⇒「大手メーカーの参入」「FLEXISPOTの保証延長」など、数年前に比べて安心して買い物できるようになっている
以上、スタスタでした。
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