スタンディングデスクは上下に動くため、ケーブルの管理や整理が大変ですよね。
そのため各種ケーブルをまとめることができる『ケーブルトレー』は、快適なデスク環境を整えるのに欠かせないアイテムといえます。
しかし、ほとんどのケーブルトレーには次のような問題点があります。
- 容積が小さい
- プラグの抜き差しがしにくい
- ケーブルが丸見え
私はFLEXISPOTのケーブルトレーCMP502を使っていたのですが、同様の問題で悩んでました。
しかし、サンワサプライのCB-CT5に取り換えたことで上記の問題が解決され、劇的に使いやすくなったので紹介します。
CB-CT5はスタンディングデスク用ケーブルトレーの決定版と言える商品でした。
- たっぷり大容量
- 抜き差しが簡単
- ケーブルが隠れる
- 価格が高い
- 欠品していることが多い
- 「スタンディングデスクをスタンダードに」がモットー
- 建材、家具の設計15年のアラフォー技術者
- 睡眠4時間の残業まみれの生活からの脱出に成功
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CB-CT5の概要
最初にCB-CT5の基本情報について紹介しますね。
スペック
サイズ | W900×D156×H163mm |
重量 | 1.8kg |
対応天板厚 | 10~40mm |
耐荷重 | 3kg |
材質 | ナイロンメッシュ |
付属品 | クランプ×2、面ファスナー×4 |
CB-CT5の1番の特徴は布ナイロンメッシュ生地であること。ナイロンメッシュ生地のメリットは次の通り。
- マジックテープで、気軽に何度でも電源タップを固定できる。
- 全体を覆って、ケーブルを隠してくれる。
- 吊るした状態でプラグを抜き差しできる。
詳しくは「使った感想」の章で紹介しますね。
商品の外観
梱包はしっかりと段ボールで被覆されており、輸送破損などの心配は無さそう。
同梱物を取り出してみると、「ナイロンメッシュ」「クランプ×2個」「面ファスナー×4本」「説明書」のみ。
面ファスナー(マジックテープ)は長さ16.5cmしかないので、大きい電源タップだと長さが足りない場合あり。
トレーは面ファスナーが張り付く起毛素材。どこにでも電源タップを固定することができます。
クランプに引っかける切り込み部分には「ほつれ」があり、ちょっと仕上がりがイマイチな部分もありました。
サイズ
CB-CT5は幅900×奥行156×高さ約140mmと大容量。大きめのACアダプタでも、問題なく垂直に差し込めます。
ただしクランプ部は高さ38mmしかないので、この部分には厚みのある物(電源タップやACアダプターなど)は設置できません。
そのためクランプ間の458mmにおさまる電源タップがおすすめ。
私のおすすめはエレコムのECT-1530。長さ295mmとコンパクトながら上面にと側面の計10個の差込口があります。
スリムなので、同梱の面ファスナーでも引っ付けやすいのでおすすめ。
クランプ部分のかかりは約43mm。クランプ幅は20mmしかないので、10mm以上の面取りがある天板に固定するのは難しそう。
しかし、クランプが小さいということは目立ちにくいということ。
私はノートPCスタンドとEcho show5でクランプを隠しています。(*’ω’*)
他商品との比較
CB-CT5と、他社の布製ケーブル商品との違いも紹介します。
メーカー | サンワサプライ CB-CT5 | サンワダイレクト 200-CT004BK | FLEXISPOT CMP027 | PREDUCTS | MeliusDesign | Uprite Ergo |
イメージ | ||||||
価格 | 7,480円 | 6,480円 | 5,500円 | 9,900円 | 5,280円 | 20,148円 |
サイズ | W900×D145×H157 | W900×D145×H157 | W900×D159×H117 | W960×D85×H110 | W600×D85×H145 | W95.3×D10.2×H10.8 |
重量 | 約2kg | 約2kg | 約3kg | 約1kg | 約1.2kg | 約0.9kg |
耐荷重 | 3kg | 3kg | 3kg | 4.5kg | 3kg | 不明 |
リンク | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
各商品の特徴を簡単にまとめたので、気になる人は下のタブをクリックしてくださいね。
\タブをクリック/
サンワサプライが運営するネット通販サイト「サンワダイレクト」ブランドで販売されている200-CT004BK。
基本設計はCB-CT5と同じで、ナイロンメッシュ生地だけが異なる商品。
どちらサンワ製品なので、好みで選んで良さそう。
比較した結果、私は価格とデザインのバランスが良いCB-CT5を選びました。
取り付け方法
クランプ式なので取り付けは超簡単ですが、CB-CT5の取り付け方法を紹介します。
クランプの取り付け
クランプは天板の横から差し込めばOK。天板を動かす必要は無し。
フックにシャフトを引っかける
ナイロンメッシュに仕込まれているシャフトを、クランプのアーム上部のフックに引っかける。
電源タップその他プラグの取り付け
ナイロンメッシュを引っかけた状態で、付属の面ファスナーで電源タップをメッシュ生地に張り付けます。
面ファスナーは長さが165mmしかないので、電源タップはスリムなタイプがおすすめ。
手前のシャフトをアームに引っかけて完成
必要な電源タップを挿し終えたら、手前のシャフトをアームに引っかければ完成。
\おすすめ電源タップ/
\おすすめケーブルスリーブ/
実際に使ってみた感想
この章では実際に使ってみた感想を紹介します。
メリット
- 取り付けが簡単
- プラグの抜き差しがしやすい
- 簡単にケーブルを隠せる
CB-CT5は私のような面倒くさがり屋にぴったりの商品です。
取り付けが簡単
クランプ式のため、ネジ止め式のCB-CTERD5に比べると設置が簡単です。電動ドライバーが不要で、失敗する恐れもゼロ。
天板にクランプが少し見えますが、小さいのでPCスタンドや時計などで隠すのも全く問題なし。
逆を言えば、極力 デスクの上に物を置きたくない人はCB-CTERD5がおすすめ。
プラグの抜き差しがしやすい
頻繫にプラグを抜き差しする人にもCB-CT5はおすすめ。なぜならCB-CT5はナイロンメッシュを広げた状態で抜き差しできるから。
しかし一般的なケーブルトレーは固定式。そのため狭いすき間で抜き差しせざるを得ません。とくに大きいACアダプタの場合はなおさら。
私は出張時が多く、頻繫に抜き差するのでとても重宝しています。
簡単にケーブルを隠せる
私はそこまでPC周辺機器を持っていませんが、それでも下記の通りデスク上に電気を要する機器があります。
- ノートPC充電器
- サブモニター
- デスクライト
- Echo Show5(アレクサ)
- スマホ充電器(プライベート)
- スマホ充電器(仕事用)
- iPad用充電器
ケーブルトレーを開くと、いっぱい挿していゴチャゴチャしてます。
しかしケーブルトレーを畳むと次の通りスッキリ。
下から覗きこまない限り、ケーブルもほとんど見えません。
しかもトレーからコンセントまでは数本のケーブルを垂らすだけでOK。そのケーブルもスリーブでまとめてしまえばさらにスッキリします。
簡単・大容量・スッキリ!
デメリット
ここまで良いところだけを紹介してきましたが、CB-CT5にもデメリットがあります。
- やや値段が高い(約7,000円)
- 欠品していることが多い
やや値段が高い
一般的なワイヤーフレームのケーブルトレーの相場は3,000円程度。それに対しCB-CT5は約7,000円と倍以上。とても安い金額とは言えない価格ですよね。
しかし『他商品との比較』で紹介した通り、ナイロンメッシュのケーブルトレーは5,000円以上が相場。
私は7,000円でも納得の金額ですが、「プラグの抜き外し」を滅多にしない方は、ワイヤーフレームでも良いかも。
欠品していることが多い
CB-CT5は欠品していることが多く、私も購入してから手元に届くまで約2か月もかかりました(;^ω^)
後から知ったのですが、amazonや楽天で欠品していても、公式サイトでは在庫があったり、前述の同メーカーの別ブランド商品(200-CT004BK)は販売されていることもあるそうです。
欠品している際は、他サイトもチェックしてみてくださいね。
まとめ
最後にCB-CT5がを「おすすめする人」「おすすめしない人」をまとめます
サンワCB-CT5をおすすめする人
- ケーブル整理が苦手
- デスク上に電源を要するガジェットが多い
- プラグを頻繁に抜き差しする
サンワCB-CT5をおすすめしない人
- 価格が最優先(→ワイヤーフレームがおすすめ)
- デザイン最優先(→PREDUCTSの方がおすすめ)
コメント
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Great post