【最安が一目でわかる】FLEXISPOT全モデル比較詳細はこちら

FLEXISPOTはアメリカ生まれ中国育ち?楽歌loctek社を調べてみた

FLEXISPOTは怪しい?
FLEXISPOT会社概要
楽歌loctekの歴史
楽歌loctekの拠点
previous arrow
next arrow
FLEXISPOTは怪しい?
FLEXISPOT会社概要
楽歌loctekの歴史
楽歌loctekの拠点
previous arrow
next arrow

「FLEXISPOTってどの国のメーカー?」

「FLEXISPOTの会社概要が知りたい」

「なんかFLEXISPOTって怪しい」

という疑問に回答します。

「電動昇降デスクと言えばFLEXISPOT」

こう言っても過言ではないほど、FLEXISPOTは日本で人気No.1のスタンディングデスクのブランドですよね。

しかし、そんな圧倒的な人気を誇るFLEXISPOTですが「どの国」の「どんな規模」の会社なのかご存知ですか?

私は知りません。いや、知りませんでした。

スタンディングデスク普及に使命感を燃やす私が「人気NO.1ブランドFLEXISPOTのことをよく知らない」では済まされません。

ということでFLEXISPOTの日米中のサイトを舐めまわすように調べてきたので紹介します。

スタスタ

想像の10倍は大きい会社でした。

本記事に記載情報の出典元

日本 FLEXISPOT公式サイト(https://www.flexispot.jp/

米国 FLEXISPOT公式サイト(https://www.flexispot.com/

楽歌 loctek(https://www.loctek.com/

米国 loctekサイト(http://loctek.us/

この記事を書いた人
スタスタ
  • 「スタンディングデスクをスタンダードに」がモットー
  • 建材、家具の設計15年のアラフォー技術者
  • 睡眠4時間の残業まみれの生活からの脱却に成功
  • 仕事の効率を高めてくれたスタンディングデスクの情報を発信中
クリックできる目次

FLEXISPOTは楽歌loctek社のブランド

FLEXISPOTの読み方は「フレキシスポット」。楽歌loctekという中国に本社を置く、多国籍メーカーのブランド名です。

メーカー名

楽歌loctek

ブランド名

FLEXISPOT

ですくん

メーカー名とブランド名の違いって何?

スタスタ

メーカー名は「社名」で、ブランド名は「商標」です。例を挙げると『SONYが社名で、ウォークマンが商標』です。

さらにFLEXISPOTには、SANODESKサノデスクという通販専門のサブブランドがあります。スペックを落とした廉価ブランドとして、amazonや楽天市場だけで販売されています。

ちなみに日本でFLEXISPOTを販売する会社は『楽歌らくうた株式会社』として商業登記されています。

法人番号

6013301039403

所在地

〒354-0045 埼玉県入間郡三芳町大字上富2056番地

資本金

500万円

2023年1月1日から”Flexispot Japan株式会社”に社名変更されます。

現在の所在地は上記の埼玉県入間郡ですが、数年おきに転々と場所を変更しています。

2016年9月

東京都豊島区池袋

2018年6月

東京都中央区日本橋

2020年8月

福岡県宗像市

2021年4月

埼玉県入間郡

楽歌loctekの会社概要

画像参照元:loctek.com

FLEXISPOTをブランドに持つ楽歌loctekの会社概要についてまとめました。

所在地

中国 浙江省寧波せっこうしょうにんぽー

創業年

2002年(前身のloctekは1998年)

総資本

約330億円(2021年12月31日)

従業員数

全グループで約3~4000人。中国本社では1600人程度

事業内容

リニアドライブ技術をコアとした商品の設計と製造、販売

主な商品

電動昇降デスク、フィットネスバイク、オフィスチェア、電動ベッド、モニターアーム

設立から20年ちょっとで、従業員数3~4000人という規模はすごいですね。従業員数だけでは一概に会社規模を比較できませんが、4000人はオフィス家具メーカーのオカムラと同等以上です。

資本金も300億円以上で、深圳証券取引所で上場している大企業です。

スタスタ

amazonにひしめく怪しい中国業者とは次元が違うブランドですね。

楽歌loctekの歴史

画像参照元:FLEXISPOT公式サイトより
1998年

前進となるloctek社がアメリカで設立

2002年

Xiang Lehong氏により楽歌有限公司が設立(loctekを元に設立か)

2004年

寧波 江山工場が完成

2009年

寧波 浜海工場が完成

2013年

アメリカに初の海外倉庫が完成

2015年

初めての電動昇降デスクをリリース

2016年

ベトナムにホーチミン工場完成

FLEXISPOTをブランド化。日本とヨーロッパで販売開始

2017年

深圳証券取引所で上場

2019年

電動昇降 学習デスク発売

2020年

ドイツに倉庫を開設

2021年

カナダ、イギリス、イタリア、スペインのwebサイトを開設

日本とアメリカのFLEXISPOT公式サイトには「1998年 アメリカでLoctek社が設立」と掲載され、中国が本社であることは記載されていません

それに対し中国の楽歌loctekのHPには「2002年浙江省寧波で設立」と掲載されています。

スタスタ

日本とアメリカでは「中国」のイメージが悪いから情報を伏せているのかと、邪推してしまいますね。

楽歌 loctekの拠点

画像参照元:楽歌loctek

研究開発

楽歌loctekには600人を超える研究開発要員がおり、メカトロニクス・ソフトウェア・ハードウェアなどの研究開発に従事しています。

さらに中国の有名大学と「楽歌健康数学研究院」という産学連携施設を共同で設立しています。

発明にも意欲的で2020年9月までに957の特許を権利化しているとのこと。

スタスタ

海外のFLEXISPOT公式サイトを見ると、日本では販売されていないモデルがごろごろあり、開発に意欲的なことが実感できます。

製造拠点

製造拠点は中国に3か所、ベトナムに1か所の計4か所。

中国(濱海寧波)
中国(江山寧波)
ベトナム(ホーチミン)
スタスタ

写真では日本でもよく見る中規模な工場に見える…

何て思ってたら大間違い。

生産ラインの動画を見てみると、小っちゃい部品から足の塗装ラインに至るまで自動ラインの先進的な工場でした。

スタスタ

アッセンブル(組立)工程の動画も見てみたい

ここまでオートメーション化できているのであれば、低コスト」で「高品質」な製品が製造できるのも頷けますね。

物流倉庫

画像参照元:Lecangsより

物流はloctekの子会社であるLecangsという会社が担ってます。

lecangsは世界中に倉庫を11か所の倉庫もち、フィリピンにはカスタマーサービスセンターを持つグローバルに活躍する会社。

  • アメリカ カリフォルニア(3か所)
  • アメリカ テキサス
  • アメリカ テネシー
  • アメリカ フロリダ
  • アメリカ サウスカロライナ
  • アメリカ ペンシルバニア
  • ドイツ
  • イギリス
  • 日本 埼玉県入間郡
  • フィリピン カスタマーサービスセンター

アメリカだけで倉庫は8か所もあります。特にシリコンバレーがあるカリフォルニアには3か所もあり、スタンディングデスクの需要が高いことがうかがえます。

日本もFLEXISPOTのシェアが高いからか、アジア唯一の倉庫が埼玉県入間郡にあります。

なぜFLEXISPOTが怪しいとおもわれているのか?

いかがでしたでしょうか。私と同じく、想像した10倍以上は大きいグローバル企業だったのではありませんか?

ではなぜ、こんな大きい企業なのに怪しい会社と思われているのか?その理由は以下の3点が挙げられます。

  1. 日本ではイメージの悪い中国メーカー
  2. SNSマーケティング
  3. アフターサポートの整備不足
スタスタ

そもそもFLEXISPOTが中国企業だと知らない方も多いため、「SNSマーケティング」と「アフターサポートの整備不足」が怪しいと思われている主原因ではないでしょうか。

SNSマーケティングについて

FLEXISPOTはブロガーやYouTuberに製品を無料提供し、ブログやSNSでレビューしてもらうプロモーションを積極的におこなっています。

そのため「ステマじゃないのか?」と疑われているんですね。

「提供品」「PR案件」と明言すればいステマにはあたらず、SNSマーケティング自体に違法性はありません

しかし製品提供の真偽は本人以外は誰もわかりません。疑心暗鬼になってしまうのも仕方ないですよね。

スタスタ

ただ本当に品質がダメダメな商品だったら、amazonや楽天のレビューはもっと低評価になると思うんですよね。

アフターサポートの準備不足

2020年の新型コロナウィルスによる在宅勤務推進で、FLEXISPOTも売り上げが爆増しました。

その結果、「緊急事態宣言による物流の混乱」と「問い合わせ急増」で、アフターサポートが機能してなかったことが当時のtwitterを見るとよくわかります。

しかし問題を放置せず、FLEXISPOTは次のような改善活動を進めていることが確認できます。

  • 保証期間を5年に延長(2022年9月より)
  • 電話サポートが日本人スタッフになった(amazonレビューより)
  • 2022年以降はFLEXISPOTへの不満ツィートが激減した
スタスタ

FLEXISPOT最大の弱点であるアフターサポートが改善されたら鬼に金棒ですね

まとめ

  • FLEXISPOTは中国メーカー「楽歌loctek」のブランド
  • 楽歌loctekは従業員数4000人を抱えるグローバルな大企業
  • 製造工場は中国とベトナムに4か所
  • 製造ラインは全自動ライン。ヒューマンエラーが起こりにくい
  • FLEXISPOTが怪しいと思われる理由は「SNSマーケティング」と「アフターサポート」
  • アフターサポート改善の取り組みが進められている

以上の通り、FLEXISPOTは世界規模でスタンディングデスクを販売する大企業。amazonで粗悪品を売った後に音信不通になるような悪質な中国ストアではありません。

FLEXISPOTの悪い噂を耳にして購入を躊躇っている方の参考になれば幸いです。

FLEXISPOTの全モデルを比較した記事を作成しているので、こちらも参考にどうぞ。

それでもやっぱり心配…という方には、コクヨの「STANDSIT-W」がおすすめ。安心の日本の大企業な上に、価格も5万円台とリーズナブル。天板を自由に選ぶことはできませんが、品質&サポート重視の方におすすめです。

スタスタでした(^◇^)

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

クリックできる目次