足が痛え
初めてスタンディングデスクで立ち作業をした時の私の感想です。
10分程度で足の裏が痛くなってしまい、立ち作業が億劫に感じるようになってしまいました。
「このままでは、せっかくのスタンディングデスクが無駄になる」と危機感を覚え、購入したのがKUROOのリカバリーサンダル。
リカバリーサンダルとは次の3つの特徴を持ったサンダルです。
- クッション性が高い素材
- ぶ厚い靴底
- 土踏まずに沿ったアーチ形状
つまり体重を足裏全体に分散してくれる効果があります。まさにスタンディングデスクにうってつけ。
実際に使ってみたところ、有ると無いでは大違いでした。30分は立ち作業を難なく続けることができるようになりました。
本記事ではKUROOのリカバリーサンダルを約1年ほど使用した感想をレビューしようと思います。
悪いところもしっかり紹介するので、参考にしてください
- 価格が安い
- 値段の割にしっかりとしている
- つま先が薄く、前傾姿勢になりやすい。
- 冬場は柔らかさが足りない
- 幅広甲高の人はワンサイズ上を選ぶ
- 「スタンディングデスクをスタンダードに」がモットー
- 建材、家具の設計15年のアラフォー技術者
- 睡眠4時間の残業まみれの生活からの脱出に成功
- 仕事の効率を高めてくれたスタンディングデスクの情報を発信中
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KUROOの概要
KUROOってどこのブランド?
無名ブランドなのにamazonのレビュー数が豊富で評価が高いKUROO。
怪しい。
出品者情報を確認すると、案の定 中国の深圳の業者。Amazonに蔓延る不正レビューじゃないか?と推察しました。
そこでKUROOをサクラチェッカーで確認したところ、まさかのサクラ度0%。
サクラチェッカーは数ヶ月が経過すると、合格から危険判定に変わることもあります。つまり100%信用するのもNG。
しかしKUROOは2019年の1月から販売されており、3年以上経過してるため、私はAmazonの口コミは信憑性ありと判断し、購入を決意しました。
粗悪品だったとしても2,000円ならダメージも少ないしね
KUROOの概要
価格 | 2,280~2,600円 |
素材 | エチレン酢酸ビニル(EVA) |
サイズ | レディースM(23~24.5cm) レディースL(24.5~25.5cm) メンズM(26~27.5cm) メンズL(28~29cm) |
カラー | アイボリー ダークグレー ブラック ネイビー ブルー |
KUROOはクッション性に優れたエチレン酢酸ビニル(EVA)素材。防水性も優れているので、浴室での使用にも適しています。
しかし熱と紫外線には弱い素材なのでベランダでの使用には不向き。変形しちゃうみたいなのでご注意ください。
サイズは「メンズとレディース」×「MとL」の組み合わせ4種類。23~29cmまで幅広いサイズをカバーしています。す
他リカバリーサンダルとの比較
リカバリーサンダルは多くのスポーツブランドから発売されています。その中で有名どころを集めて比較表にまとめました。
イメージ | ||||||
ブランド | KUROO | OOFOS | ホカオネオネ | TENTIAL | KINNER | TELIC |
国 | 中国 | アメリカ | アメリカ | 日本 | イタリア | 日本(アメリカ) |
価格帯 | 2,280円 | 7,480円 | 8,800円 | 9,800円 | 4,950円 | 6,050円 |
素材 | EVA | OOFOAM | EVA | EVA | ポリウレタン | EVA |
KUROOはダントツで安いことがわかりますね。
「他のブランドも気になる…」という方のために、それぞれのブランドの概要も簡単に紹介しますね。
\タブをクリック/
OOFOSはアメリカのブランド。リカバリーサンダルのパイオニアで、独自技術のOOfoam インソールを採用しています。
スポーツ選手が愛用しており、不動の人気を誇っています。雑誌で紹介されたことからオフィスやスポーツジムで使用している人が増加中。
KUROOを使った感想
ここからは実際に私が履いて使ってみた感想を紹介しますね。
外観をチェック
色はネイビーを選びました(現物は上の写真より少しくすんだ落ち着いた色味)。
全体の見た目は素材の質感も悪くなく、安っぽさは感じられません。
所々に金型の継ぎ目によるバリが残っていますが、気にならないレベル。
靴底の厚さは約3cmもあるので履いた時の姿勢の感覚が変わります。そのためイスの高さも3cm程度上げるとしっくりきました。
裏面には大小の溝があります。
フローリングの上で歩く限りは、滑りやすいと感じたことはなく、適度なグリップ感があり、特に問題は感じません。
全体のサイズ感
バンド部分高さが少し低めなので、甲高の人はワンサイズ上を購入することをおすすめします。
普段、私は26.5 cmサイズの靴を履いているため、メンズのMサイズ(26~27.5)を購入しました。
長さはピッタリなのですが、高さがちょっとキツい。裸足だと良い感じなのですが、靴下を履いているとバンドに引っかかって履きにくいんですよね。
私は巾広甲高ではない一般的な足のタイプなのに、高さが少しキツく感じるので、甲高の人はワンサイズ上がおすすめです。
夏場は裸足でも良いけど、冬場は厚手の靴下だから地味にストレス。
私の足のサイズは足長さ26.5cm、足囲で25.7cmの「普通タイプ」です。
ニューバランスやアディダスでは26.5cm、ナイキでは27cmを選ぶことが多いです。
足裏のフィット感
KUROOを履いてすぐの感想は「あれ?何かつま先が浮く。」でした。
それもそのはず、リカバリーサンダルは歩行性も考慮してつま先にかけてカーブ状に薄くなっているから。
これは歩かない立ち作業には不要な機能、むしろ邪魔。
これはKUROOに限らずリカバリーサンダル全て同じ。OOFOSとホカオネオネのリカバリーサンダルも試し履きしましたが、同じくつま先が薄く、直立姿勢では指先が浮いてしまいました。
中央部はアーチ形状に大きく膨らんでおり、土踏まず部分もしっかりサポートされていることか実感できました。
私は扁平足気味なので、ちょっとだけ盛り上がりが大きく感じましたが、問題ないレベル。
でもビルケンシュトックほどフィット感はないかな
柔らかさ
靴底は柔らかすぎず、硬すぎず良い感じ。
ただ個人的にはもう少しだけ柔らかい方が良いかもと感じます。
試し履きしたOOFOSの方が柔らかく感じたので、モッチリ感が好きな方はOOFOS等を選ぶ方が良いかも。
結局立ち作業は楽になったのか?
色々と不満点もありつつも、立ち作業は楽になりました。30分くらいなら難なく立ち作業を続ける事ができます。
KUROOを使う前はビルケンシュトックのルームスリッパを使用していました。KUROOはフィット感こそ劣るものの、柔らかさの恩恵が大きく、明らかに足裏への負担が少なく感じました。
またOOFOSやホカオネオネと比べると、モッチリ感は少ないですが、価格差ほどの違いは無いように思えます。
2,000円以上の価値は感じました。
KUROOリカバリーサンダルまとめ
- 中国ブランドだがサクラ度0%
- 相場の半額以下の価格
- 安い割に作りはしっかりしている
- 甲高の人はワンサイズ大きめがおすすめ
- つま先が浮いた感覚になる
- OOFOSやHOKAに比べると少しだけ硬め
まずはKUROOでリカバリーサンダルを試してみて、良かったらOOFOSなどの専門ブランドを選んでみてはいかがでしょうか
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