スタンディングデスクでの立ち作業は慣れていないと、たった数分で疲れてしまいます。せっかく購入したスタンディングデスク。どうせなら積極的に活用したいですよね。
そんなあなたにおススメのアイテムがスタンディングチェア。
立っているような姿勢で座ることができ、立ち作業が苦ではなくなります。そのため気軽に姿勢を変えて作業することができるようになり、腰痛や肩こりの軽減や姿勢改善、または仕事中の疲労感の軽減などが期待できます。
本記事ではスタンディングチェアのおすすめの商品とその特徴・選び方について詳しく解説します。
- 「スタンディングデスクをスタンダードに」がモットー
- 建材、家具の設計15年のアラフォー技術者
- 睡眠4時間の残業まみれの生活からの脱出に成功
- 仕事の効率を高めてくれたスタンディングデスクの情報を発信中
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スタンディングチェアとは
スタンディングチェアは次のような特徴をもった椅子で、立ち作業の姿勢をサポートできるよう設計されています。
- 軽く膝を曲げた程度の座面高さ
- 高さ調整ができる
- 座面or背もたれが傾斜している
長時間の立ち作業は足が痛くなり、ついつい歪んだ姿勢で作業をしてしまいがち。
しかしスタンディングチェアには足にかかる負担をお尻や背中に分散する効果があるため、理想的な姿勢をキープしやすくなります。
立ち作業を億劫に感じにくくなりますよ
スタンディングチェアの選び方
スタンディングチェアには大きく分けて3つのタイプがあります。
- スイングタイプ
- 背もたれタイプ
- モバイルタイプ
1つづつ解説していきます。
スイングタイプ
スイングタイプは座面が傾くことが特徴。チェアに腰を掛けると程よく傾き、ちょい掛けしやすいように設計されています。
ゆらゆらと揺れるので、バランスボールに乗っているような感覚で使用できます。
私はオカムラ製作所の『ピルエット』を会社で使っていますが、高さ調整も自在で座面も柔らかいので、30分くらいは平気で立ち作業ができています。
背もたれタイプ
背もたれタイプは「座る」のではなく「寄りかかる」姿勢をとれることが特徴。
他タイプに比べ、足への負荷分散効果は少なめ。しかしその分、スタンディングデスク本来の効果(健康促進やカロリー消費)が高いと言えます。
電車の出入口横のポジションは背もたれがあって楽なので人気ですよね。
モバイルタイプ
モバイルタイプの特徴は持ち運びが可能なこと。
アウトドアや行列に並ぶ時などに便利です。我が家では子供連れでお出かけの際、電車で座れなかった時に使っています。
細かい高さ調整が出来ない点は残念ですが、デスクの設置スペースに限りがある人にはおすすめのタイプ。
タイプ別スタンディングチェアおすすめ商品
前項で紹介した3つのタイプそれぞれのおすすめ商品を紹介します。
- スイングタイプ
- 背もたれタイプ
- モバイルタイプ
スイングタイプのおすすめ商品3選
ブランド 品番 | 山善 HPSC-55 | 宮武製作所 CH-800H | SONGMICS OSC002BK |
イメージ | |||
実勢価格 | 8,999円 | 13,000円 | 13,500円 |
昇降範囲 | 57〜72cm | ロータイプ:51~66cm ハイタイプ:61~86cm | 52〜66.5cm |
重量 | 4.5kg | 5.6kg | 8.3kg |
傾斜角度 | 全方向 ※角度不明 | 全方向に8° | 前に15° |
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山善|HPSC-55
山善はネット通販の最大手。家具や家電、アウトドアといった暮らしにまつわるアイテムを多数販売する会社。
消費者からの投票で選ばれる楽天市場のショップオブザイヤーの常連でもあり、満足度の高いオリジナルのアイテムを多数ラインナップしています。
そんな山善のスタンディングチェアHPSC-55の特徴は次の通り。
- 価格が安い(8,000~9,000円)
- 4.5kgと軽量なので、動かしやすい
- 最低高さが57cmなので、通常のイスととしては使いにくい
- ラウンド底なのでグラグラ動く
お手頃価格で使いやすい、スタンディングチェアのお手本のような商品です。
宮武製作所|CH-800H/L
宮武製作所は大阪市に本社を置く日本の企業。座椅子をはじめとする家具の企画・販売を行う会社です。
同社が販売する「プロポーションスツール」は三角形の座面が特徴的な商品。
- 安心の日本製
- 身長に合わせてハイタイプとロータイプを選べる
- ラウンド底なのでグラグラ動く
- 特殊な形状の座面なので、長時間の使用には慣れが必要
170cm以上の方はハイタイプをおすすめします。
SONGMICS|OSC002B02
SONGMICSは2012年ドイツ発祥のブランド。ホーム&キッチン用品を主にアウトドア用品などを手広く手掛けています。
そんなSONGMICSのスタンディングチェアの特徴は高い安定性。先に紹介した2商品はラウンド底で、やや安定性に欠けるというデメリットがあります。
しかしSONGMICSはフラット底で、シャフト自体が前後にスイングします。そのため左右への揺れがなく、安定性が高い機構となります。
他メーカーよりも少しお高めですが、集中して作業したい人におすすめ。
背もたれタイプのおすすめ商品3選
ブランド 品番 | タチイス T-ASB01 | サンワダイレクト 150-SNCERG11 | プロイデア |
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実勢価格 | 52,800円 | 34,800円 | 44,000円 |
昇降範囲 | 背もたれのみ | 61.5~118.5cm | 背もたれのみ |
FLYME|tatiisu(タチイス)
タチイスは「座る」というより「寄りかかる」ための椅子。価格はお高めですが、快適かつ効果的にスタンディングデスクを活用できます。
スチール製にすることで強度を保ちつつ、スッキリした見た目を実現しており、圧迫感を感じさせないデザインになっています。
カラーバリエーションも豊富でインテリアに合わせたコーディネートができるのも嬉しいポイント。
FLYMe(フライミー)はこちらサンワダイレクト|150-SNCERG11
サンワダイレクトのスタンディングチェア150-SN-CERG11は、「座り」「寄りかかり」どちらにも対応が可能。
頑丈でしっかりとした造りなので安定感は抜群。その反面かなり大きいので、サブチェアとしては不向き。メインチェアとしても使用する方におすすめの商品です。
足元にクッションもついているので、裸足族の人も快適に使えます。
プロイデア
健康や美容商品のオリジナルアイテムを多数開発しているプロイデアのスタンディングチェア。
その特徴は成形合板で作られたその見た目。まるで温泉旅館の座椅子のようです。
成形合板の「薄く軽量で強度がある」という特徴を活かし、底面と背もたれに傾斜をつけ、骨盤が立った状態に支えるのに適した形状に配慮されています
モバイルタイプのおすすめ商品
amazonで「モバイルチェア」と検索すると多くの商品が表示され、どれも同じに見えます。その中でも特にチェックしてほしいポイントは高さです。
スタンディングデスク用のちょい掛け用として使用するのであれば、最高座面高さが70cm以上の商品を選ぶのがおすすめ。
私は身長171cmで座面高さ85cmの商品を使っています。
LAMPTOP
LAMPTOPのモバイルチェアは座面高さが76㎝まで調整できるので、身長170cm前後の人におすすめ。
無名の中国ブランドのため価格も安いので、お手軽に導入したい人におすすめです。(写真を見る限り、私が使っている別ブランドのものと同じ物のはず。)
ロゴス|エアライト・1ポールシート
無名の中国ブランドが心配な人には、日本ブランドのロゴスのがおすすめ。「エアライト・1ポールシート」がおすすめ。
42/52/61cm高のノーマルタイプに加え、51/64/74cm高のハイポジションタイプも品ぞろえされています。
まとめ
スタンディングチェアは、健康や姿勢改善に関心が高まっている人たちに注目されている椅子です。
高さが低く、座面がないため、立っているような姿勢で座ることができます。腰痛や肩こりの軽減や、姿勢改善、または仕事中の疲労感の軽減などが期待できます。
この記事では、スタンディングチェアの中でも人気が高いおすすめの商品を紹介し、その特徴や選び方について詳しく解説しました。自分に合ったスタンディングチェアを選ぶことで、より健康的なライフスタイルを送ることができます。
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